コスモキュランダをピックアップしていたのに・・・弥生賞の外れた予想を復習をしよう
最初に結論を書いておきますが弥生賞の馬券は外れました
ただ的中したレースも外れて悔しいレースもとことん振り返って良かった点、悪かった点を追求するのが当方のスタイル
今週も馬券で負けた~と言って復習もせず
すぐに翌週の特別登録を見て予習を始めるのが一番負ける人の行動
予想のどの段階までは合っていたのか
どのファクター選択が間違いだったのか
自分の予想に変なバイアスが掛かっていなかったか
券種はこれが最適だったのか
PDCAサイクルとか大げさではないけど
不的中を今後の予想に活かさないともったいないオバケが出るw
あと競馬初心者で本当に勝ちたい方が辿り着いて
読んで何かヒントになるような記事を書くことを心掛けているので
的中自慢の記事は世に溢れているが
不的中予想を深く復習している記事は意外と少ない
少ないからこそ需要があるはず
そもそも外れた馬券の記事で3000字超えとか
その時点で需要は無いでしょうがw
ココでそっと閉じてくれて構いません
もしそれでも読みたいという奇特な方
私はいつも馬券を買う重賞レースの場合
始まる前に的中前提で予想記事を書きあげていますので
7.結果 からレースの振り返りで加筆したことを念頭に置いて
温かい目で読んでみてください
【事前に書いた予想記事】
弥生賞は前半1000mと後半1000mに分割してその走破時計で適性を判断するファクターを使用
2000mのレースなら丁度半分
1800mなら被る部分はあるものの1000mずつで計算します
まぁラップ理論ではよく使われるファクター
1.弥生賞の前後半のペース予想
皐月賞のトライアルレースであり、ここで賞金を積むことで日本ダービーへの出走の可能性が高くなることもあり前半のペースは落ち着くことが多く、後半勝負を掛けるため厳しいラップになることがほとんど
おそらく今年のメンバーを見ても同様になると予想
タイムでいうと
前半1000m 61.0~61.5秒
後半1000m 59.0~59.4秒
早めに仕掛けそうなメンバー構成なので4Fから5Fの息の入らない平坦ラップになりそう(持続戦)
2.持続ラップの経験
弥生賞に挑むまでに持続ラップで好走の経験が必要(1、2着)
(▼5以上があれば瞬発戦でそれ以外が平坦戦)
①アドミラルシップ
新馬 ▼6▼8±0
②レッドテリオス
新馬 △2▼6△3
③シュバルツクーゲル
新馬 △1▼4△1 平坦戦
東スポ △1±0△7 平坦戦
④エコロレイズ
未勝利 △1▼6△2
⑤シンエンペラー
新馬 ▼5▼8▼1
京2歳 ▼1±0△2 平坦戦
ホープ △3▼4▼5
⑥トロヴァトーレ
新馬 ▼4▼7▼2
葉牡丹 ▼4▼4△1 平坦戦
⑦コスモキュランダ
未勝利 △2▼4±0 平坦戦
1勝C △1▼8△1
⑧シリウスコルト
芙容S ▼5▼5△5
⑨ダノンエアズロック
新馬 ▼4±0△4 平坦戦
アイビ ▼8▼3△1
⑩ファビュラススター
新馬 ▼11▼9△1
1勝C △1▼8△1
⑪ニシノファイナンス
新馬 ▼2▼6△4
3.平坦戦経験馬
③シュバルツクーゲル 2戦
⑤シンエンペラー 1戦
⑥トロヴァトーレ 1戦
⑦コスモキュランダ 1戦
⑨ダノンエアズロック 1戦
4.前後半厳しいラップの経験
過去の弥生賞勝ち馬のほとんどが経験していたこと
・前半1000m 60.9秒以下
・後半1000m 59.9秒以下
平坦戦を経験した馬の中で
そのレースで厳しいラップを経験していた馬が一番勝利に近い
③シュバルツクーゲル
新馬 前64.9秒 後59.1秒
東スポ 前59.1秒 後59.2秒
⑤シンエンペラー
京2歳 前59.1秒 後60.7秒
⑥トロヴァトーレ
葉牡丹 前61.7秒 後58.7秒
⑦コスモキュランダ
未勝利 前63.2秒 後60.6秒
⑨ダノンエアズロック
新馬 前60.9秒 後59.6秒
5.狙える馬は
新馬戦で平坦戦を経験し前後半ともに厳しいラップを踏んでいる⑨ダノンエアズロックは弥生賞を勝てる資格あり
そして
前走で前後半60秒切りの厳しいレースを戸惑うことなく先行し2着に踏ん張った③シュバルツクーゲルが2番手だが今回前走よりゆったりとしたペースで追走できれば逆転の目も
⑤シンエンペラーは前半厳しいペースへの対応は出来るが、そこから後半に速い上がりを使えないため1着はない
⑥トロヴァトーレは平坦戦での後半ラップは優秀だが今回は前半厳しいレースを経験していないため道中ペースアップからの追走に戸惑うこともありえる
またほかの記事で書いたが
ノーザンF天栄の不振で牝馬を牡馬クラシックに出走させるという禁じ手を使った経緯を考えるとトロヴァトーレにはあまり期待していないように思える
⑦コスモキュランダは2枚落ちるが立ち回り次第では3着候補にはありかも
6.馬券はどう買うべきか
・勝つのはダノンエアズロックかシュバルツクーゲル
・2列目はなんとなく見えるが人気馬同士の馬券は買う意味がない
・3列目まで手を拡げれば買い目が増えすぎてしまうので三連系の馬券は買わない
・馬券はシンプルに考えたい
結論
ダノンエアズロックとシュバルツクーゲルの単勝2点買い
7.結果
8.予想の合っていたところ 間違っていたところ
Ⅰ.弥生賞のペース予想
予想:前半1000m61.0~61.4秒 後半1000m59.0~59.4秒
結果:前半1000m60.4秒→× 後半1000m59.4秒→〇
このメンバー構成、直前に良馬場になったものの時計の掛かる馬場、短距離経験のシリウスコルトが逃げても前半は61秒台だろうと予想していましたがそれが大きな誤りだった
1000m通過時点のタイムを聴いて「馬券外れるな・・・」と思いました
Ⅱ.レースラップ予想
予想:早めに仕掛けそうなメンバー構成なので4Fから5Fの息の入らない平坦ラップになりそう
結果:▼4▼3△6 平坦ラップ→〇
これは予想通り
早めに仕掛けるのもおそらくデムーロだと
Ⅲ.平坦戦経験馬をピックアップ
予想:5頭が勝ち馬候補
③シュバルツクーゲル 2戦
⑤シンエンペラー 1戦
⑥トロヴァトーレ 1戦
⑦コスモキュランダ 1戦
⑨ダノンエアズロック 1戦
結果:取り上げた5頭のうち⑦コスモキュランダが1着、③シンエンペラーが2着→〇
人気馬3頭と人気薄2頭の計5頭を取り上げたところは優秀
Ⅳ.前後半厳しいラップを経験していた馬から狙い馬を絞る
予想:2頭に絞る
③シュバルツクーゲル
⑨ダノンエアズロック
結果:× ここで選択を間違った
前後半厳しいラップを経験している馬は過去の弥生賞勝ち馬では半分くらいしか該当していないにも関わらず、狙い馬を絞りたいあまり中途半端なファクターを使用して絞ってしまった
Ⅴ.狙い方と馬券種
予想:
ダノンとシュバルツを評価
シンエンペラーは頭は無い
トロヴァトーレはNF天栄の不振から考えても実力不足で過剰人気
コスモキュランダは2枚落ちるが立ち回り次第では3着候補にはありかも
ダノンとシュバルツの単勝2点買い
結果:
ダノン、シュバルツを評価→×
シンエンペラー1着なし→〇
トロヴァトーレ過剰人気→〇
コスモキュランダ3着ならあり→〇
ダノンとシュバルツの単勝2点買い→×
完全な狙い→馬券種への落とし込みのミス
狙いで4つのうち3つも当たっているのに
馬券では単勝を取りたいあまりダノンとシュバルツのオッズに目がくらみ自分の狙いを馬券に落とし込めなかった
人気薄のコスモを3着ならと思い
1番人気トロヴァトーレを危険と感じ
3番人気シンエンペラーを頭は無いがそれなりに評価しているなら
⑦コスモキュランダの複勝580円
⑦コスモと⑤シンのワイド1190円
この2つは馬券に組み込むことを考えておかないといけなかった
しかし私は単勝馬券を中心に組み立てるので、ある意味他の馬券がとれなかったことは仕方ないと割り切っている
そしてもう一つ大きな反省点は
「弥生賞はダービーに繋がるから強い馬が勝つべき」
という思い込みバイアスが
自分の予想を曇らせていたこと
平坦戦経験馬で5頭を勝ち馬候補で取り上げたのに
どうせ勝つのは外厩好調の山元TC組のシュバルツかNFしがらきのダノンだろうと思い込んでいたので無理やり余計なファクターを掛けてしまい、それぞれの馬の適性を見ようとしなかった
自分は少数派で大勢には流されないと頭ではわかっているのに結局いらない情報に流されてしまっている
これは猛省したい
※追記
単勝で購入していた⑨ダノンエアズロックですが、レース中に骨折していたことが発表されました。おそらく4コーナー回った時にバランスを崩していたので、その時に故障していたと思われる。
(直線でキング騎手が後ろを振り返っていたので、その時点で追うのをやめていた)
私はダノンが万全だったら勝っていた、と思っていますが
こればかりは勝負の世界。
潔く負けを認めます。
9.来年の弥生賞に向けて覚えておくこと
・平坦戦ラップ経験馬が走りやすいレース
・ペースはスローになりやすいが結局メンバー次第
・過去に名馬が勝っていたとて関係ない
・社台系一強時代は終焉を迎えつつある
以上、長々とまとまりの無い文章を読んで下さった方
有難うございました