Myriad ルール FAQ日本語訳&ぷち解説
再来週末のIngress XM Anomaly "Nemesis: Myriad" のルールが(ようやく)出ました。
https://ingress.com/events/anomaly-rules
出たんですが、今回「ルール」と称される文書はストーリーと概要だけの紙一枚、ということで実質的なルール定義は一緒に公開されたFAQの方にまとまってます。
https://docs.google.com/document/d/1idIEPPudMMgIL_RTtEGdZBbBX5aDUU4JzPC4XjyjjUc/
既に各所で解説などされているので今更感もありますが、とりあえずこのFAQの方(だけ)を日本語に翻訳してみました。
ルールの要点
読むのが面倒な人のために当日ルールの要点を簡単にまとめておきましょう
・UPH + シャードシャトル(SS) + 最長リンク経路(LLP)
・ポータルバトルなし
・事前登録+対象13ポータル以上のハックで「参加」と認定
・競技時間は3時間
・20分毎に9回の計測
・SSは各計測期間の+3分 +8分 +13分 +18分 (±1分の枠中)で移動
シャードが2T未移動の場合ランダムジャンプ
・LLPは各計測期間末±1分のどこかで計測
・UPHは40点総取り
・SS/LLPは陣営毎の最大スコアの比で100点分配
感想
Darsana Prime / Abaddon Primeのときのような、やることがいくらでもある目まぐるしさはかなり抑えられることになりました。
ポータルバトルがないというのは大胆な変更ですが、とりあえずはUPHに専念すればいい、というのはわかりやすくていいかなと思います。
一方で戦略的なゲームとしては、SSとLLPを同時に行うという複雑さも盛り込まれています。どちらにどれだけ(どのタイミングで)重きを置くか、というような選択がゲームの厚みを産むかもしれません(しかし厚みを読み取れるほど状況が見えるゲームではない、という話も…)。
ポータルバトルがなくなったことで盤面(ポータルやリンクの状況)が固定化しやすくなったのはちょっとした懸念かもしれません。ランダムジャンプはそこのところを少しどうにかするための工夫なのかも。
今回は日本開催がないのでいまいち需要はないかもですが、西日本からだと釜山は東日本に出るより近い&安いというケースもあるんじゃないでしょうか。主に帰り便の都合で日帰り参加はちょっと難しいらしいですが、今からちょっと気の迷いを起こしてみるのもいいんじゃないかと思います。