猫背と憧れ

こんにちは、ネコゼ商店です。
今回は屋号について書いてみようかなと思います。

「ネコゼ商店」と名付けた理由。
私が猫背だからです。
以上、ありがとうございました。

…すみません、もう少し詳しく書きますと。
お店はやると決めたけど、自信満々に!やります!という感じではなく、ちょっとやわらかくやっていこうという感じを出したかったのです。それで、ちょうどいいのではないかと、多分私の最大の特徴である「猫背」という言葉を選びました。

これを選んだ後、猫背の私が背筋伸ばす時って「さぁやるか!」と気合いが入る時なので、「猫背の店主が背筋を伸ばしておすすめしたい物を売る」というコンセプトが浮かんできました。それだったら「背伸び」になっちゃう?と考えましたが、カタカナで「ネコゼ」という表記にしたら、なんか直線的で背筋を伸ばしてる感あるかも?と思いつき、カタカナ表記になりました。

あと、お店をやるなら「〇〇商店」とか「〇〇商会」という表記にしたかったのです。これはウィリアム・モリスの「モリス商会」への憧れから。
19世紀のアーツ・アンド・クラフツ運動を主導した、言わずと知れたデザイナー、詩人。このモリスの事を大学で知った時に衝撃を受けたのです。産業革命によって失われそうになった手工芸の復興を目指して動いた彼の仕事がキラキラして見えました。100年以上も前の事なのに。
彼の事を知ったちょうど同時期に、前回書いたふんわりとした決意の芽が出ていました。もし、今後何かやる時、「〇〇商会」って名乗ったらかっこよくない?なんて妄想を膨らませていました。

ただ、いざ屋号を付けるぞとなった時に「商会」だとちょっと規模感が大きいな、「商店」の方が身の丈に合ってるな、と思って、そちらを採用しました。

私の特徴の「ネコゼ」と、憧れの「商店」。
それで、「ネコゼ商店」。
どうぞ末永くよろしくお願いします。

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