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【第6回】昼寝の最適な時間は?効果的な仮眠のコツ
パワーナップと呼ばれる昼間の仮眠が「仕事のパフォーマンス向上」に有効だと言われています。
とくに夜の睡眠が足りていない人は積極的に昼寝を取り入れた方がよいのですが、仮眠の時間が長すぎたり、取る時間帯によっては夜眠れなくなるなどの弊害が生じる可能性もあります。
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仮眠は15~20分程度が理想的
昼間に仮眠する場合は15~20分程度に留めるのがよいとされています。15~20分では中程度のノンレム睡眠状態なので、スムーズに目覚めやすく、午後からのパフォーマンスを向上させることが可能です。
逆に30分以上だと、深いノンレム睡眠に入ってしまい「目覚めが悪い」「眠気やだるさが残る」といったデメリットがあります。
15~20分では足りない場合は、中途半端に寝るよりも90分ほどしっかり寝た方がよいという意見もあります。
また、夜の睡眠に支障をきたさないように14時まで(遅くても15時)には仮眠を終えるようにしましょう。
カフェインは仮眠の前に摂取する
午後からのパフォーマンスを上げるためにカフェインを摂取するのであれば、仮眠の前に摂取するのがおすすめです。
カフェインは摂取後すぐに効果が表れるわけではなく、20~30分ほどかかると言われています。
つまり仮眠の前に摂取しておくことで、カフェインの効果が表れ始めるタイミングでスムーズに目覚めることができるのです。
参考書籍
※今回の内容は複数の書籍やYouTubeの動画などを参考にして自分なりにまとめています。そのため、著者の考えと違う点があることはご了承ください。