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[追記あり] Dapper第一波 掴みはOK? - First Wave of Dapper. Good Start?
[追記] Dapperは既存ウォレットと互換性がないため、既存ウォレットからNFTをトランスファーするツールを提供しており、同ツールの利用によって、CryptoKittiesのスマートコントラクトへのトランザクションが増加した可能性が高いと思われる。いずれにしても、Dapperの利用が活発化しているサインの一つではある。
読者の諸賢はよくご存知の通り、BigQueryではポピュラーなチェーンのトランザクション等データが用意されており(Ethereumは`bigquery-public-data.crypto_ethereum.transactions`)、日本時間で2日前までのデータであれば分析可能だ。
というわけで、早速、Dapperリリース前後のCryptoKittiesのコアのコントラクトへのトランザクションを分析してみた。
結果としては、リリースを境にトランザクションは増加し、直近のデイリーの数値の3-7倍ほどに増加したようだ。
DapperのUX改善によるものか、広報効果によるものか、理由は定かではないが、ひとまずは順調な滑り出しと言っていいようだ。
なお、この数を持ってしても首位奪還はならなかった模様。そこには、ランキングサイトで"High Risk"とカテゴライズされる配当型ウォレットと呼ばれるアレなトークン群のトランザクション寡占の問題があるのだが、それはまたの機会に取り上げようと思う。