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部屋が「三密」のあなたへ。断捨離は家計改善の第一歩


人がぎゅうぎゅうであれば困りものですが、物がギュウギュウであるのもまた、困りものです。

今回はモノの「密」を徹底的に排除することで、お金の貯まる環境を作っていきましょうという話題です。

モノの三密はカネがかかる。その理由

モノの三密は、人の三密と同じく、密集、密閉、密接です。

密集とは、戸棚がモノでイッパイになり、新しいものを置く余裕がない状態。
密閉とは、「いつか使うかもだから取っとく!」といって塩漬けになっている引き出し。
密接とは、クローゼットや冷蔵庫の隙間がなくなり、引っ張り出せなくなっている状態です。

散らかす人がお金を貯められない理由

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人の三密はコロナに罹る一方、モノの三密はカネがかかります。

その理由はいくつかありますが、考えられることとしては
・買ったことを忘れた食品の、賞味期限切れによるフードロス
・自分の持っている服と似たような服を買ってしまうダブリ
・家が散らかっているという気分の落ち込みやストレス→買い物で発散する悪循環
・家が片付かず外に出がち→外食や交通費の出費増
・モノで溢れている→サマリーポケットなど倉庫代の出費
などが挙げられます。

把握しきれないほど物を持つということは家計管理上、危険です。メルカリの出現で家の不用品は「資産」へとかわりつつありますが、その資産が把握できていない場合、「いま自分がどれほどの資産を持っているか?」が曖昧である可能性が考えれられるからです。

自分も実家で暮らしていたころは散らかし屋でした。床に物をおいておくと踏んで壊したり、なくしたり、親に捨てられたり…物持ちが悪いだけかと考えていましたが、

片付けとらんだけだわ。

どちらにせよ、家が片付いていないと無駄な出費も増えがちです。コロナ対策として生活防衛を行うのであれば、まず”家になにがあるか”を把握するようにしましょう。

意外と、モノはなくても良い

私は実家を出る時、自分の部屋の家財のだいたい半分を、日産Noteの後部座席に詰め込んで引越してきました。

そして川崎で2年暮らし、江戸川区に引越す際に、また日用品を半分にしました。
例えばマットレスやベッド、テレビやテレビ台は処分。服も半分はセカンドストリートへ。元カノから貰ったディスプレイもメルカリへ。あと元カノの歯ブラシや食器類は窓から投げ捨てました。せいせいした。

自分には「要らない!」と感じたら処分する、「要る!」と思っても1年使わなければ処分するというマイルールがあります。このルールは家のものを後悔しない範囲でドンドン処分できるからまじでオススメです。

断捨離チェックポイント

★冷蔵庫

料理が好きであったり得意であったりする人ほど冷蔵庫の中はパンパンになりがちです。

逆に自分はあまり料理得意ではないため、単身世帯用の小型冷蔵庫なのに上一段と野菜室はほとんど空き家状態。
 
(この差はなんなんだろう。)

冷蔵庫が一杯になる人の傾向は、料理が比較的できる上、日々気分で食べたいもの選んでいることが多いです。

その結果、一食しか使わなかった調味料や、使いかけの食材が冷蔵庫に、作り過ぎの料理がタッパーや冷凍庫にどんどん詰め込まれていって、食べられず捨てるということが起き得ます。

まずは必要分だけ買うのが最優先。
とはいえ小分けで買うとコスパが悪いので、まとめて買う。

そして、週にいちど、冷蔵庫の棚卸しをしてからスーパーに行くといいでしょう。

★押入れ

自分の場合は「押入れに入り切らなくなったら捨てる」という基準で動いています。
基本的にモノはあまり持たない反面、日用品はまとめ買いをするので、押入の中はいつもパンパン。
月イチくらいのペースで整頓したり、使わないもの・壊れたものを、衣類中心に棚卸ししてスペースを捻出しています。

コロナの在宅勤務でビデオ会議ツール「ZOOM」を使い始めたこともあり、幸いこれまで以上に、片付けには気をつけるようになっています。

コツは「いる・いらないを一瞬で判断すること」です。
5秒ルールというものがあり、5秒以上考えると、もう脳内ではやらないことを考え始めるという、
メルロビンスという米国の芸能人が考えついたライフハックです。

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いるいらないで悩んだら5秒のうちに結論を出す。
これが押入れの断捨離を進める秘訣です。

★棚

タナといってもいろいろありますが、ここでは本棚ではなく、日用品の棚をイメージしてください。

棚って最初は整然としていても、だんだんとものが詰め込まれていきます。
調味料や書類、文具、お土産などなど。

棚の断捨離は、まず物をすべて吐き出させて、そこらへんの床に並べるところから始めたほうが、
その後の整頓にもつながるためおすすめです。
特に文具は重複しがち。実はホチキスの針を3箱も買いだめていた、ということが普通に起きます。

また書類は、もう解約したクレジットカードの契約書や、すでに有効期限の切れたクーポンなどが出てくるため、断捨離は一気に書類を葬り去るチャンスでもあります。

もし処分に悩むものがあれば、「とりあえずここに詰め込んどけ箱」を用意して、入れていきます。
1週間置いて、使わなければ捨てるなど、自己ルールを作って運用してみましょう。

「とりあえずここに詰め込んどけ箱」は、断捨離後の整理整頓にも一役買ってくれるため、
一家にひとつは置いておきたいところです。

断捨離は人生を変えます。みなさんもステイホームが続くうちに、断捨離を。まだ間に合う。


人生を変える断捨離
ダイヤモンド社



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