【映画】「シュガー・ラッシュ:オンライン」を見て悲しくなった話。
こんにちは!
体型ほぼラルフのあぶらでごんす!
※この記事は「シュガー・ラッシュ:オンライン」についてのネタバレとネガティブな感想が含まれます。
「この映画が好きだ」とか「ディズニー作品は全部好きだ」という人は「自分の好きな映画を悪く言うなんてゆるせねぇ!」と不快に感じてしまう可能性があるので、今すぐこの記事を読むのはやめましょう!
もう大丈夫?この映画大好きな人おらん?
それじゃあ書いていこう。
まず最初に思ったのがラルフがめちゃめちゃアホになってる!
前作の「シュガー・ラッシュ」のときはもっとしっかりしてたと思うんやけどなー。
何か頼りない感じでヘラヘラしてて、何でも親友のヴァネロペの言う通り。
前作では嫌われ者やったから、やさぐれてただけなんかもしれんけど、それにしても変わり過ぎててビックリした。
前作からの6年間で何があった。
アナ雪2のクリストフ見た時も思ったけど、最近のディズニーに出てくる主要な男キャラあんぽんたん過ぎん?
ディズニーの人から見たら最近の男はああいう風に見えてるんか?
自分も含めてもっと頑張れ!男!
…て、見てすぐはそう思ったけど。
よくよく考えてみたら、30年友だちおらんくて、いきなり幼女と仲良くなったおじさんは幼女に全部合わせるしかないよなぁ。
前作から6年間ヴァネロペに合わせてたら、そらあんな感じになるわなぁ…と思ったら切なくなってきた。
ラルフは作中ずっとヴァネロペのために尽くしまくる。
自分を殺してバカなYouTuberみたいなこともやる。
はじめてできた親友に捨てられたくないから。
そして物語のクライマックス。
ラルフの不安定な部分をコピーしたウイルスが溢れて、インターネットの世界が大混乱になる。
自分の不安定な部分(ヴァネロペに依存している自分)を、これでもかと見せつけられたラルフは、しっかりと自分(ウイルス)と向き合って対話して、心の落とし所を見つける。
そんなラルフに対してヴァネロペは言う。
「自分の弱点を直したのね!」
いやおまえが言うんかい!!!
がんばったんはラルフやから!絶対にヴァネロペだけはそれ言うたらあかんやつや!
もう“パパ活相手の女の子にガチ恋してしまってフラれたおじさん”みたいに見えてしょうがない。悲しい。ただただ悲しい。
せめてもの救いは、ラルフが他のゲームの仲間たちと交流するようになったこと。
最後のシーンでネットの世界に移住したヴァネロペとテレビ電話してるけど、しゃべってるのはラルフだけでヴァネロペはあんまり興味なさそう。
次会うのもヴァネロペの予定に合わせて2ヶ月後。
電話をきって深い一呼吸をしているところに通りすがりのフェリックスに「大丈夫?」と聞かれて、自分に言い聞かせるように「大丈夫。絶好調さ」と答えて仕事に向かうラルフ。
全然大丈夫そうじゃない!
ディズニー映画見てこんなに悲しくなっとことない!
ディズニー映画見てハッピーになりたかったのに!
辛い!
この映画見てハッピーになれたって人おったらぜひコメントでどうしてそう感じたのか教えてください!ぜひ!
今回のトップ画像は「ほろよい シュワビタサワー」です。フレー!フレー!
ラルフがいつまでも幸せに暮らしますように!
おわり!