さかなとたわむる 其の参 勝手にドラマチック???
人間っていうのは、動物の中ではスンゴイ大きい部類なんだそうですけど、確かに、自分達よりデカイ動物に突然出会ったり、追っかけられたり、ましてや食べられちゃったりすることってまずないですよね。
でも、ダイビング中に出会う魚類や無脊椎動物の世界では、自分よりデカイ連中が常に、その辺にゴロゴロいて、ちょっと油断すると食べられちゃったりするのが当たり前なんです!!
これって、僕らの頭の上を、ギャオス(ガメラに出てたきた、とっても大きい人食い鳥です。知らなかった人ごめんなさい)があっちこっちで四六時中、バッサバッサ飛んでるのと同じ(そ~か~?)なんですよ!!
ところが、回りのでっかい奴にも、人畜無害、うまくすれば、仲良く出来そうなのも出てくるわけで、さしずめ、頭上を飛んでるのは、全部が全部、人食いギャ オスってわけじゃなくて、僕らの味方(というよりも、おっかないけど、とりあえず敵ではない)ガメラもいっぱい飛んでるわけですよ。
いやー、物凄いSF(怪獣!?)映画の世界じゃぁないですか。
だいたい、動物の世界なんて、人間の常識では推し量れないような滅茶苦茶な事が、当然なんですから、擬人化したらこんなに面白い話ないですよ。それに、恋愛だって、親子の情愛だって、たくさんあるし・・・。だったら、思い切り勝手な解釈をして楽しみましょうよ。
まあ、話は極端ですけど、ちょっと対象に入れ込んで、彼らの視点で周りを見てみると、いつも見過ごしてた景色の中で、もうチョット、面白く潜れたりしないですかね?
これも、彼らの気持ちを知る、ひとつの手だと思うんですけど・・・。
ダメですかね?(笑)
1999年~2002年に書いていたコラムに、加筆、修正をしたものです