プログラミング的?思考 - 動かす前に整理整頓
toioで実践
上の写真のように、本を中心にして右側にコンソール、上部にまだ使わないめいれいカード、下部に使うめいれいカードといった具合に、いつも同じ場所に同じ物を置いてからプログラミングをはじめよう。
めいれいカードは箱に入れてあるよ。家にある箱を探してみてね。もし見つからなければ、紙を折って箱を作るのも楽しいよ。箱の中のカードも色分けするのを忘れずに。あそび終わったら、元の場所に戻してね。毎回だよ。こうしておけば、次にあそぶ時に探さずに使えるし、カードをなくすこともないからね。
めいれいの数が増えて場所がせまくなってきたら、置き方をどう変えたらいいかじぶんで考えてみよう。プログラミングしやすい場所を見つけてね。
「コンソール」
最初の写真の右側にある、toioの本体セットです。
「めいれいカード」
最初の写真の下部に並べてあるカードです。並べたカードのめいれい通りにロボットが動くよ。
日常生活で実践
日常生活でも定物定位(ていぶつていい)しておくと、部屋が散らかったり、物が無くなったりしないよ。
食糧の買い出しに行く前には、冷蔵庫の中を確認してから出るといいよね。だって、同じものを買ったり、あると思って買い忘れたりすることがないから。これは情報の整理。普段なにげなく実践していることもあるね。
なんだか面倒そうな人間関係のトラブルに巻き込まれちゃった時も、まずは情報の整理整頓。事実集めをしよう。人は話しているうちに感情的になっちゃって、過去のことを言ったり、逆に都合の悪そうなことは隠したりするんだ。それは当たり前にあると思ってね。聞いたことを紙に書いたり、マインドマップのアプリを使うと全体を把握しやすくなるよ。書く時は聞いたことをそのまま書いてね。君の感想は入れちゃダメだよ。
その中から事実と思われることを集めて、問題を見直そう。そうすれば、とるべき行動が見えてくるかも。
ただし、考えたことはあくまで君の予想であることを忘れないでね。だから「こういう発言があったから僕はこう考えたけど、違うかな?」と必ず本人に確認しよう。それを怠ると、事実を勝手に作り上げちゃうことになるよ。危険だから気をつけてね。
インターネットにあふれている情報も、整理整頓してみよう。もし何かの意見が目に止まったら、必ず逆の意見も確認しておこう。情報収集している時はまだ君の考えは入れずにおいてね。両者の意見が揃って全体を見直す時に、君の考えを出してみよう。
「どの情報を信じるか」ではなくて、情報を見渡して「自分はどう考えるか」を大切にしてね。
「定物定位」
物の置き場を予め決めておいて、使ったら決められた場所に戻すことだよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?