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友達をフォローしているほうのアカウントでTwitterをざっと眺めていたら、10個年上の人と結婚したばかりの友達(薄め)のツイートが目に止まった。「ここのお店すっごくおすすめ!料理もお酒もおいしいし、コスパ抜群なんだよ〜!ってここ私の旦那くんのお店なんだけど(笑) ここで予約してもいいし、私に言ってくれても予約できるよ〜!」とお店のホームページのアドレスを載せていた。
旦那くん。旦那くんねえ。旦那“くん“……。
思わず575で感想が漏れる。たぶんこういうところに引っかからない人のほうが人生幸せなんだろうな。でもこういうところに引っかかる人と話していたほうが絶対におもしろいので私の人生は大丈夫だ。これで合ってる。
あえて旦那“さん“ではなく旦那“くん“を選択する意図。一時期、彼氏を「相方」と呼ぶのが流行っていたが、それに似た思わず笑顔になってしまうような苛立ちを覚える。ハイハイ一般的な呼び方から少しズラすことで私たちの関係性も決して一般的なものではありませんよ、と表明したいがための「旦那くん」ね!ハイハイ知ってるよそれ「相方」のときに学んだやつだから……。
ご本人たちが幸せならそれでいいし、こうしていじって勝った気でいたところで実際は負けているんだけど、女子会の火種としてはちょうど良さそうである。この子とは中学を卒業してから一度も会っていない。好きでもないし共通の友達も今となっては少ないのでフォローを外せばいいんだけど、なんだかんだいつも見てしまうのは結局好きだからかもしれない。
今度札幌に帰ったら旦那“くん“のお店に行ってみようか。この子に予約をお願いして。めっちゃくちゃ楽しい夜になりそうだな。
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