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2020.03.21「emodevice / PrEmodevice」リリースに寄せて

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!-TAKレーベルを始めた頃、共同主宰のヒトリさんと組んだYMK。
名前が仇となり発展的に改名し、再開したのがこのemodevice。(エモデバイスと読みます。)

いくつかのライブを経て、新曲を作りいよいよ打って出ようかというタイミングで活動が停滞してしまった。
不思議となぜそうなったのかぼくには記憶がない。
ヒトリさん、ある?(笑)

あれから何年も経つ。
その間、幾度となく制作の打ち合せもしたし、実際にデータのやりとりもあったのだけどそれらは残念ながらカタチになることはなく、そのまま陽の目を見ていないまま。

世間が目に見えない存在の脅威に晒されている2020年の東京で、ヒトリさんと久しぶりに再会した。

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いくつかの思い出話、未来への思い、たくさんの話をした。
YMKの作った楽曲のことも・・・。

サブスクを見てみたら、もっとも最高な、エモデバのコンセプトを体現している音源がいつの間にか消えているではないか。


このままでいいわけはない。

咄嗟にエモデバの予告も兼ねて看板を掛け替えてリリースすべきだと閃いた。
タイトルごと一気に、だ。
ヒトリさんもそのアイディアに同意してくれた。

正直、この作品に収録されている曲はぼくにとって、奇跡のような輝きを放つ宝石のような存在だ。マスターを発掘すると、当時オクラにしていた曲もマスタリングされた状態で存在していた。
時が経ち、これも世にだそうということになった。
さらに、長年サイトに公開していたエモデバとしての最初の楽曲「キミスキ」もコンパイルすれば、プレエモデバのすべてだ。

こんなご時世だからこそ、この音源たちを活動再開の手始めにリリースすることにしました。
プレエモデバだから、タイトルは「PrEmodevice」。「プレ」と「PR」がかかってます(笑)

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敬愛するYMOが「BGM」をリリースした3/21、エモデバいよいよ動き出します。

この先に控えるおそらくこのアルバムとはまったく違った新しい音源に想いを馳せつつ、まずはオトナのテクノポップ、ラブソングを目指したこの作品を愛でていただけたら、それほど嬉しいことはありません。

愛してます。

追伸、本日より予約もできるみたいですよ(笑)
https://distrokid.com/hyperfollow/emodevice/premodevice


2020.03.14
電子音楽家インヴィジブルフューチャーこと、ym (emodevice)

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