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回り道をしてもいい/京都ライター塾第11期レポート #04

今月から始まった、江角悠子さん主宰の「京都ライター塾」第11期。今日はその第4回目を受講しました。京都ライター塾は講義の回とペアワークの回が交互にあり、今回はペアワークでした。前回の「自分の強みを知る」ペアワークのレポートはこちら。

今回のペアワークの内容は「自分の価値観、判断軸を知る」。事前課題の「人生企画ノート」に記した内容に沿って、ペアになった受講者と60分間対話をし考えを深めていきました。

今回ペアになった受講者は三枝徹さん。三枝さんは長くSEとして働かれており、3年ほど前から本業をライターに移して活動されています。

SEという未知の分野でしっかりとしたキャリアをお持ちの方に私が聞ける話などあるのだろうかと戦々恐々としていたのですが、60分間みっちり対話をさせてもらいました。


回り道をしてもいい

対話の中で印象的だったのが「子どもの頃の夢、夢中になっていたこと」という項目でのこと。

三枝さんは中学生の頃、ラジオを聴くことが心の支えで、そこからメディア全般への興味が生まれたそう。しかし就職活動でメディア関係の会社を受けるもなかなか難しく「なら何か形に残ることがしたい」と、システムという形で自分の仕事が残せるSEの道を選ばれたのだとか。

その話を伺って、三枝さんがライターに転職されたのは必然だと感じました。「メディアが好き」「何か形に残ることがしたい」という気持ちを忘れずにい続けた結果、ライターになられたのだと。ライターという仕事に「戻ってこられた」と表現する方がぴったりだと感じるほどでした。

さらにSEをされていたことで「専門的な記事が書ける」という強みも身につけられていて。回り道をしてもいい、むしろした方がいいこともあるとお話を伺いながら感じ「人生の先輩です…!」と思わず伝えてしまいました。

軸の通りに人生は進むから安心しよう

三枝さんとの対話で感じたのが「こうしたい」「これが大切」というものが分かっていれば、その通りに人生は進んでいくから安心しようということでした。

「間違っていないかな?」と思ってもまずやってみる。やってみて「これは自分のしたいことではない」「大切にしたいことではない」と気付けばそこでやめたらいいのだと思いました。

インタビューが好きかもしれない

前回のペアワークの際、時間を気にしすぎてしまったので今回はあまり気にせず臨んだところ、相手の話を聞いて自分なりに考え「自分はこう感じました」と伝えることが面白く「インタビューが好きかもしれない」と感じました。「話を聞くのが好き」と「インタビューが好き」の違いもそこにあると体感できてよかったです。

ただ時間キープできなければインタビューではないというのと、今回三枝さんに対し「ライターをやっている、今がいちばんいいときですね!」と断言してしまい。そのあと三枝さんが「充実しているとき」として「現在」を挙げられたからよかったものの、そうでなかったら失礼だったなと反省しました。

おわりに

今回の対話で、自分の軸に「京都に住む」というのがあるなとあらためて思いました。ただ数年前、家を買う際に京都の物件も見に行ったのですが、同居人の通勤時間を延ばしてまで京都に住もうとは思えなくて(他にも理由はありましたが)結局、別の街で購入しました。

それが軸なら無理してでも住むべきだったのでは、と思わなくもないのですが今回のワークを経て、いつか自分の力で、最適な形で戻れるよう今は行動しているときなのだとポジティブに捉えることができてよかったです。

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