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【溺れた時の対処法】溺れている人を助けるには!?もし誤って水に落ちてしまったら!?いざというとき正しい行動が取れるようになりましょう。


厳しい暑さが続く中、河川や池、用水路、海での

水難事故が後を絶ちません。

子どもだけで水辺で遊ぶ機会が増えると、

溺れた時に、子どもを助けようとした大人が溺れてしまい二次被害を招きます。



溺れた人を見つけた時、

方法を謝れば救助者自身の命も危険にさらされます。




今日は、もしもの時に対応できるように

救助のポイントを押さえておきましょう。


さあ、今日から

その時を生き延びるために

一緒に防災について考えて行きましょう。



本日のラインナップはご覧の通りです。




【溺れている人を見つけたら】

溺れた人を助けるために、水に入るのは危険です。

まずは自分の安全を確保し、道具などを使って助けましょう。

ひとりで助けようとするのではなく、周りの人に助けを求めましょう。



大原則として水の中には絶対に入らない!です。



『溺れている人』や『謝って水に落ちてしまった人』を

見つけたら、、、



まずは落ち着くこと

実際には『ちょっと機転をきかせれば、水に入らずに救助する方法はたくさんあると言われています。まずは飛び込まずにできる救助方法を考えることが大事です。



では、飛び込まずに何をすべきなのか?

一緒に考えて行きましょう。



溺れている人、謝って水に落ちてしまった人を見つけたら・・・

次のような手順で行動を進めて行きましょう。




①助ける側もまずは落ち着くこと

まず、助けようとする自分自身が安全かどうか、周りの状況をよく観察しましょう。


救助者自身の気持ちがパニック状態や興奮状態になっていては、適切な救助作業が行えません。

また、溺れている人に声をかけて、なるべく落ち着かせましょう。

助ける側もまずは、落ち着きます。


②すぐに助けに飛び込まない



溺れた子どもを救助しようと水に飛び込んだ大人が、

逆に溺れてしまうケースがあります。

救助する時溺れている人はパニック状態になり、それに引きずられ

二重被害を招く恐れがあるのです。



ライフセーバーのような水難救助者の専門家でさえ道具を持たずに救助に向かうことはないそうです。



ましてや素人がいきなり道具を持たずに飛び込めば二重被害のリスクが高まります。


二重被害を防ぐためにも、自分が飛び込まないこと。

現実はドラマと違い飛び込めば必ず助けられる訳ではないのです。







③119番へ連絡しよう


とにかく救助の要請をすることです!

次のことをしっかりと伝えましょう。

1、どんな事故か

2、事故の場所

3、事故車の人数

4、通報者の名前と連絡先

を伝えましょう。



 連絡できたら消防の指示に従いましょう。

 連絡できなければ、連絡できる人を探しに行きましょう。

 すぐに、仲間、周りの人に助けを求めることが大切です。

  携帯電話を持っている人を探しましょう

  『溺れています!119番へ連絡してください!』

  人を集める。人が集まれば、いろんな救助法が見えてきます。

④機転を利かし、助けるための道具を探す。

救助で活用できるものは『浮くもの』『長いもの』です。

救助隊が来るまでにできることは、水に浮くもの・長いものを投げることです。

浮くものがある場合は、お腹を目がけて投げ、捕まるように指示しましょう。

溺れている人に気づいてもらえるよう、

大きな声を出したり、『これから助けるよ!』と声をかけてから、

その人の近くにものを投げましょう。



では、どのようなものが救助の道具として使えると思いますか?




まずは、道具1『浮き輪です。

浮き輪をそのまま投げ入れるのも良いにですが、近くにロープなど、巻き付けられるものがあれば、浮き輪に巻き付けて投げ入れます。

そうすることで、浮き輪に捕まった人を岸まで引っ張ることができるからです。




道具2『棒、板切れ』

  周辺に落ちている長いものを見つけ、陸から溺れている人に渡します。

浮力があるので捕まって救助を待つことができます。

また、岸から近い場合は釣竿も良いでしょう。



道具3『ペットボトル』

     ペットボトル使用時には、中に少し水を入れることで投げやすくなります。

     キャップをしっかり閉めて、投げましょう。

     ロープ等があればペットボトルに結び付けると救助しやすくなります。



道具4『クーラーボックス』

    ジュース、ビール等を冷やしているクーラーボックスを空にして渡します。

    浮力が大き分、十分に浮くことができます。



道具5『衣服』

自分が身に着けている服(シャツ、ズボン、ベルト、)や

棒、板きれ、縄などをつなげてロープ代わりにします。

衣服を繋げることで長さは3メートルから4メートル位になります。

そして、陸から溺れている人に渡し、引き寄せます。

引き込まれないように岸に腹ばいになり手を伸ばして引き寄せましょう。



また、次のようなものも浮くことができるのです。

まずは、ランドセル。

中を空っぽにして投げ入れましょう。

また、ランドセルはそれ事態に重さがあるので投げやすいでしょう。

他には、ボール。灯油缶。シューズです。

投げるときには、下手投げで投げ入れると届きやすくなります。

溺れている人の手を伸ばして届く範囲に投げましょう。



以上のようなものは、通常使用する用途以外でも、

緊急時に使用する事が可能です。

ぜひ覚えておきましょう。




また【ヒューマンチェーン


また、水中に入って助ける場合は、複数の人が手を繋ぎ、鎖のようにつながる

ヒューマンチェーンという救助方法があります。


複数の人が手を繋ぎ、鎖のように繋がります。

先頭の人が浮き輪などを持って溺れている人に近づき、ものに捕まらせる、という方法もあります。

手を握る際には、前後交互になるように手首をしっかり握り合いましょう。




もし!

水に落ちてしまったら!



水の事故の多くは岸から3メートル以内で起きています。

それは、謝って落ちてしまったことによりパニックになってしまい、

岸に戻りたくても戻れないからです。



謝って水の中に落ちてしまったら、慌てて岸に戻ろうとするのではなく、

まずは、浮き身(背浮き)の姿勢をとりましょう。




また、衣服や靴は着た状態の方が水に浮きやすいため、

脱がないようにしましょう。




これから、水辺遊びに出かけるみなさんへ

子どもの水難による死亡事故は水遊び中に多く発生しています。

ここで知っておいてほしいことは、

溺れる人は静かに溺れます。

水に落ちた場合などは、『バシャン』と大きな音がするでしょう。

しかし、泳いでいた人が溺れる場合には、ドラマにあるように

バシャバシャともがいて大声で助けを呼んだりすることはあまりありません。

先ほどまで、楽しそうな声が聞こえていたのに、、、

急に静かになった時こそ、緊急事態かもしれません。

このような事故を防ぐためにも

海や川での水あそびや、陸上からの釣りをする場合には必ず、

必ずライフジャケットを着用するようにしましょう。

ライフジャケットは、もしも謝って水に落ちてしまった場合に

生存率を高めます。

付き添いをする大人も必ず着用して、安全に楽しく水辺遊びをしましょう。



じぶんの命は自分で守るのです。

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