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スピッツ
自分が思っていることを人に伝える。
それがとても苦手だと思っていた。
思っていることが、人に違うふうに伝わってしまうことがよくある。
でも、そうではなくて、そもそも自分の思っていることをちゃんと整理できていないだけだったのだと思う。そして、伝え方。
まず、自分が思っていることを知ること。
何がいいのか、必要なのか、望んでいるのか、大切なのか、軸のようなもの。
ただ、普段の生活の中でそれはいろんなものに呑まれて、薄まっていって、忘れていってしまう。
特に自分は、感情の上下に振り回されやすい。
自分の奥深くにある本当に思っていること、
それを知っていること。
それってすごい大切だと思う。
スピッツがくれる音楽は、それを気づかせてくれる。
音に乗った言葉を聴きながら、ちょっとずつ、ちょっとずつ振り解いて掬い出してくれる。
そんな霧雨のようなもの。
明確な何かをくれるわけではなく、正しい答えを教えてくれるわけでもなく。
たぶん、自分の想いを整えてくれる。
ただ、自分を気づかせてくれる。
いつもの50曲のプレイリストを聴いていると、
だんだんと、
あーそっだったよな、
これが大切なんだよな、
って戻ってくる感覚がある。
日常で弱っていた大切な部分がみえてくる。自分の思っていたけど、忘れかけているもの。
物事でグチャグチャになりやすい自分に、今の自分を気づかせてくれるものがあること。
それはとても必要なこと。
いま、自分は何を考えていて、
どーなりたいのか。
その状態をいつも確かめながら、
忘れずに生きていきたい。
やさしさをありがとう。
今日も自分を生きる。
スピッツのくれる言葉を食べて。