【RX山本健一】2024.3.3 しもふさクリテリウム T.T. 優勝
Photo:キクゾーさん
近況は年度末によるマルチタスクゆえ、どうにも出不精になってしまうことから意を決して「レースにでもエントリーをすれば走るだろう」という邪な思考でレースをチョイス。ライドするモチベーションを高めようと近場の千葉・下総フレンドリーパークで行われるしもうさクリテリウムにエントリー。TTバイクのCdAを計測するという目的のためにタイムトライアルのみ。さらに往復をライドとすることでトレーニングボリュームを稼ごうという魂胆だ。
機材フル装備で何も気にすることなく全力でペダルを踏む機会はある程度規制のかけられたコース、すなわちレースでしか実現できない。1.5kmでアップダウンコーナーありで、さぞ興味深いデータが録れるだろうと期待十分。
コースは目を瞑っていてもわかるしもうさのコースを1周弱。概要では1.5kmということだが、まるまる1周ではなくスタート/フィニッシュが異なり、実際には1.3nkmほど。計時も怪しそうなので順位・タイムはは気にしないが、ローカルレース特有ののどかな感じで居心地は悪くない。
記録・データなし(大会記録は1分44秒後半)
ラインどり、コーナーの処理は丁寧に…上り口で失速しないように野球場の外周はできるだけスピードを保つ、なんてことをスタート前に頭の中で反芻する。
スタートはフルガスでもがいてトップスピードへ持っていきたい。このコースならそのままスピードがいせるはず。だけどブラケットを握る時にサテライトスイッチをさわる癖がついてしまっていて、最初の踏み出しでギアをジャムる(これで1秒弱は損したか…)。またTTバイク有利のアドバイスがあったが、最初だけで中盤から終盤までDTポジションはほぼ握れず(熟知しているコースだけどやっぱり試走をすればよかった)。だが最後まで垂れずに踏み込めたので調子はよかっただろうか。
試作運用中のガーミンマウント固定がやや甘く、フルガス系のTTだと落下の可能性があったので、サイコンをジャージの中に挟んだのが運のツキ。ボタンの押し間違いでレースだけ計測されず。というオチがついた。
短時間ながらトレーニングがうまくいっている手応えもある。このまま調子を上げていきたいものだ。