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【RX 山本】2021.11.07 第2回しろさとTT 50キロ部門2位/100キロ部門2位

PHOTO:M.H


茨城県城里町にある、日本自動車研究所 城里テストコースの外周路を用いた5.66kmの周回(クローズド)で行われたタイムトライアル大会。よくあるTTだとせいぜい20km(といっても十分にタフだけど)という距離だけど、このイベントはトライアスリートにフォーカスしているイベントなので、距離長めの設定。最短で50km、100km、最長は200kmというロングディスタンス。

ロード的なタイムトライアルはかなり打ち込んでいるので、それなりにノウハウはある。TTバイクで520kmくらい1日で走ったことはあるので、特段距離に対するおそれも特に感じないが、全力で50kmとか100kmとか止まらず走ったことはない。ということで気の迷いで50と100の2部門ならエントリーできたので、それに申し込む。というのも200kmと100kmが定員を迎えていたから。

走路は非常に滑らかで、思ったよりも平坦ではないということ。どちらかというとほんのり上って、コブが2つ。超えて下ってまたじわじわ。。っていうイメージ。でも100wくらいでながしていても35km/hくらいスピードが出る。300人くらい同じ方向で走っているので空気の流れができているような。

50km雑観

1時間7分10秒 45.6km/h 🥈

200kmの部と50kmの部が同時スタート。ローリングスタート1周で計測ラインを越えてから計測開始というシンプルな仕組み。距離は自分のサイコンで管理する。計測ラインを越えた直後にすごいスピードで大柄の選手に声をかけられて抜かれてく。すごいスピードであっという間に見えなくなった(多分50kmの優勝者)。こちらはというと、狙ったアベレージスピードも特になくゆったりと走り出す。そのうちに高岡にも抜かれる。200kmの部・上位のペースなら悪くないだろうと、視界に入る距離で追走する。5kmごとのスプリットは6分30秒前後なので結構速いな思いつつも、それほど苦もなく淡々と距離をこなす。ラスト2周:10km=13分前後ならプッシュできそう。ラスト1周の平均時速は47km/hくらいで追い込む。ひとまず100kmのことは考えず...。1時間6分5xxかと思ったけど7分前半でゴール。たとえ6分台でもトップのタイムには届かないんだけど。ゴール直後は、50分後の100kmのスタートを迎える気には全くならなかった。大きな落車で救急搬送を1件確認。蛇行しない、選手との間隔を十分に保つなど意識する。

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100km雑観

2時間29分04秒 40.3km/h 🥈

50kmは1度水分補給しただけで、勢いでフィニッシュ。ゴール後はなにも口にしたくないが、エネルギー系ゼリーとパラチノースを無理矢理にでも捕食する。ゼリーは血糖値爆上がりの一般的な糖を多分に含むが、一定量のパラチノースが含まれると、吸収が穏やかになる(研究結果もあり)。この効果を最大限に活かす(結果、走行中の補給もゼリー2個、ボトル500mlで走り切る)。

まばたきしている間にトランジッションの50分間が経過して、あっという間に出走時間に。並んでいたAKBに挨拶して、最後尾に並んでできるだけ休む。
ゆったりスタートするが、50kmのイメージがあるので前半の10周は50kmよりも10~15秒ダウンくらいで推移。60km地点あたりで内転筋の様子が怪しくなり、同時に両側を攣る。ややスピードダウンした途端に数人に抜かれる。ずっとペースメーカーにされてた模様。踏み直して視野にとらえつつ仲良しグループを追走。さっきまで苦しかったが、目の前に目標がいると謎にペースが保てる。なんどか筋肉崩壊の危機を迎えつつ、ペースダウンしながらも40km/hはキープ。3時間前は鼻歌混じりのペースなのにめちゃくちゃきつい。ラップタイムも当然5km/7分台後半に。全体を通じて7分フラットくらいに保つが今後の課題か。ダブルエントリーするなら。
もはや強くはプッシュできないけど、早く終わりたいのでのこり2〜3周でペースを上げて白目剥きながらフィニッシュ。長かった。50kmの部の入賞圏内は聞いていたけど、100kmの部の入賞はリザルト出てから知る。嬉しい誤算。もっとダメかと思っていた。
この2部レースはこれまで走ったイベントでも上位に位置するハードさw 50kmでオールアウトした後での100kmはまじできつい。当然、200kmノンストップで走った人もなかなかの変人ぶり(褒めてます)。終わった直後の解放感たるや、シャバの空気っていうのはこういうもんかと想像させた。
今回で目標設定ができたので、次回があるなら、...まあどっちかで自己最高を狙うって感じだろうw

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渋々


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魂抜け気味

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