「この作品って、買えるの?」
こんばんはゆまるです。
昨日に引き続き、同じテーマ #買ってくれたあなたへ で。
イベントに参加していくうちに、原画を販売するようになったんです。
きっかけは初めて参加したデザインフェスタで、展示していた原画作品を眺めたおじ様が一言。
「この作品って、買えるの?」
非売品だったのでお断りしてしまったのですが、、。
聞いてくださってとっても嬉しかったんです。購入したいと思ってくださったことが本当に嬉しかった。
その時まで、私の原画作品を売ろうと思った事がなかったんですよね、決して安い値段ではないし。
このお言葉のおかげで、今では原画販売をしています。
(イベントメインですがboothでいくつか販売してます)
(突然のCM)
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原画って、本当にすごいんですよ。情報量がとんでもないんです。
パッと目に入る色や構図はもちろん、書いて消してを繰り返した筆跡、無数に重なる絵の具から生まれる唯一無二の色合い、角度で見え方の変わる紙の凹凸とか。ラメ入り絵の具もおもしろい。メディウムや絵の具以外の画材とか、箔を使ってたり。
印刷しようとデータに変換すると、鮮やかな青や緑、赤の色味が死んでしまうんです。すごくくすむ。画像や印刷物で見ていた作品は、正直原画と別作品かと思ってしまうくらい、原画の威力は計り知れないと思っています。
作家のこだわりと、偶然の産物が重なって出来上がっていくんです。
作家の命を切り売りしているものだと思っています。
いつも、原画のお値段つける時散々悩むんですよね、せっかくならお嫁に行ってもらいたし少し安めに価格設定するか?とか。
ただ、自分に置き換えてみると、安いからっていう理由で、そんなに好きじゃないものって買わないんですよ、当たり前なんですけど。
本当に欲しいものは、無理してでも手に入れたい!って買ってるよなぁと。
私がちゃんと納得した価格設定で、
その金額に納得してお迎えしてくださる方がいて、
本当に嬉しいです。 認めていただけた、そう思っています。
原画は本当の本当に、世界で一つの作品なので、全く同じものなんて絶対に描けないんです。買いたいと思える作品に出会えるのは運命なんです。
出会ってくれてありがとうございます。
原画をお迎えいただく度に、どんどん自信がついていく事も嬉しくって感謝感激です。
お迎えしてくださった皆様、本当にありがとうございます!可愛がってあげてくださいね!☺︎