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話題の英語学習アプリCakeを使った学び直し継続中!ちょっと学習意欲が下がってきた時に試したいスピーキング練習

「英語の学び直しをしたい」
「英語表現を増やしたい」

そんな気持ちで今年2月から話題の英語学習アプリ「Cake」を使って毎日スキマ時間に英語の学び直しを継続中です!3月に使い始めたばかりのころの印象、そして5月に有料・無料コンテンツの感想を書かせていただきました。

今回は「私の学び直し・最終章」です!


 気分がだらけ始めた学び直し4ヶ月半……

正直にお話すると、実は数週間前から、Cakeを使った英語の学び直しに飽き始めてきました……。飽き始めた理由は大きく3つ。

1) 知ってる表現も多く出てくるため、少しずつ学ぶ新鮮さが減ってきたこと
2) 違うコンテンツを使った時に、
 以前学んだ表現が重複して出てくるようになってきたこと
3) ずっとアプリに向かって、マニュアル通りの学習を続けていくうちに
 ゆるやかにモチベーションが下がってきた

要するに、学び直しを続けていく中で「新鮮味」がなくなり始め、モチベーションが下がってきたのです。

個人的に「学び」にはたくさん新しい発見や学びがあるからこそ楽しく感じるような気がするので、この気持ちをどうにか打破すべく新しい学び方を模索しました。そこで出会ったのが「スピーク」というCake Plusのコンテンツ!

 最近のお気に入りはCake Plusの「スピーク」

有料版Cake Plus会員限定コンテンツの「スピーク」は日本人に圧倒的に不足していると言われている英語のスピーキングを鍛えることができるコンテンツです。

前回ご紹介した有料版コンテンツ「クラス」や無料版コンテンツ「Path」は動画視聴・練習問題・スピーキング練習……とインプットとアウトプットがバランスよく組み込まれているのに対し、この「スピーク」はアウトプットに重きを置いているコンテンツ。すらすらと言葉に詰まらず英語を話せるようになるため「徹底的にアウトプット(=スピーキング練習)したい!」と思っている人にピッタリです。

 スピーキング力を鍛えるのに最適な「スピーク」

私の場合、よく話し慣れた話題や日常的な英会話は問題ありません。
しかし、初めて話す内容や小難しい話題になると、言葉に詰まってしまうことがよくあります。

カジュアルな口語表現をもっともっと増やす……というよりは「どんな話題でも言葉に詰まらずすらすら話せるようスピーキングの練習をしたい」という気持ちから、上級の「今日の英語ニュース」にトライ。

まるで自分がニュースアナウンサーになったかのように、ニュースを読み上げていきます。
お手本音声を聞いてから始めてもいいですし、いきなり読み始めてもOK!
読んだ後は、録音された自分の発音を確認することもできます。
AIによる発音判定もしてもらえるので、A判定になるまで何度も繰り返し練習することも可!

今まで使った有料コンテンツ「クラス」や無料コンテンツ「Path」に比べると、スピーク内の「今日の英語ニュース」は一文も長く、文節を区切る場所も見極めないといけないのでまさに「アウトプットを鍛えられている!」という手応えを感じることができました。

スピーキング練習後は、出てきた単語のチェックもできるのも嬉しいポイント。
Cake内部の辞書にある単語の場合は、復習できるように自分の単語帳に追加することもできます。(※外部辞書の場合は単語は保存できません。)

スピークの「ネイティブが会話で使うフレーズ100選」は、会話の役割を決めて英語で話すロールプレイングスタイル。
ダイアログの最後にはちょっとした解説とフレーズのまとめが添えられていて、フレーズの意味ニュアンスをしっかりと確認することができます。

一般的に、日本人は英語のアウトプット(=スピーキングの練習)が圧倒的に不足していると言われています。しかし、この「スピーク」を使えば不足しがちなスピーキングの練習もしっかりとでき、すらすらと言葉に詰まることなく英語が話せる練習になりそうです!

私が感じた Cake Plus のメリットとデメリット

今回 Cake Plus を6ヶ月使ってみて、私なりにこの学習アプリのメリットやデメリットが見えてきました。

メリット

・ネイティブスピーカーが日常的に使う自然な表現を学べる
・各表現のニュアンスも学べる
・表現の幅が増える
・間違えた問題や単語を保存・繰り返し練習できる「復習機能」も充実しているため学習内容を定着させやすい
・不足しがちなスピーキングを鍛えることもできる
・スマホ1つあれば学習ができるため、場所を選ばずスキマ時間を有効活用できる
・あいさつ表現や返答など「お決まりシチュエーション」の表現を繰り返したくさん練習できる

何よりのメリットは、従来の英会話レッスンや書籍などでは身につけることが難しかったネイティブスピーカーが日常的に使うカジュアルな言い回しを身につけられること。

また学習スタイルも動画を視聴して、クイズやスピーキング練習をするなど、より楽しく、よりアクティブに学べるようデザインされていることで今まで感じることのできなかった英語学習の楽しさが感じられました。

デメリット

・質問したくてもできない
・口語的な表現が多いため、英語試験やビジネス英語を勉強したい人には不向き
・お決まりフレーズの練習が多いため、会話を発展させるような練習はできない
・実際のコミュニケーションのようなリアル感はないため、生きた英会話の楽しさは感じづらい
・説明や描写など、自分の言葉で会話できるようになるようなアプリではなく、あくまでも「お決まりフレーズの練習」

デメリットを挙げるのであれば、やはり口語表現に偏っている点とずっとアプリに向かって学習している点。生きた英会話は「ありがとう」や「元気?」のようなお決まりフレーズだけでは膨らみませんし、声のトーンや表情、ボディランゲージのような非言語コミュニケーションは実際の生きた会話から身につけるものだと個人的には思っています。

実用的な英語表現を強みにしているアプリのため、読み書きに関するコンテンツも数は少なく、このアプリだけでビジネスメールを書けるほど英語力をアップさせたり、新聞記事を読んでその内容について自分の考えをディスカッションするような英語力をつけることは難しいかもしれません。

英語力というのは、文法をはじめ発音・語彙力・読解力・スピーキング力・表現力・イントネーション・リズム・非言語コミュニケーション能力・文化の理解度などなど多くの要素が組み合わさっています。1つの学習メソッドで全てのコミュニケーションスキルを習得するのは至難の業です。英語力を高めるにはやはり、いくつかの学習方法を組み合わせることが必要不可欠ではないかと思います。

私の英語学習は一生続く……


この6ヶ月Cakeアプリを使って学び直しをしていく中でいくつか新しい英語表現を身に付けることができましたし、どんな話題でも言葉に詰まることなく英語でスラスラ会話ができるようになるためにはまだまだアウトプットが必要だと課題も痛感した私。

いまや英語学習は、元来の対面式レッスンや書籍を使った独学に加え、オンライン英会話、通信教育、そして Cake のような学習アプリと様々な学習スタイルが確立されました。どの学習スタイルにもメリットとデメリットがあり、個人個人の性格・ライフスタイル・好みにより向いている学習方法もそれぞれです。

私はイギリス北部スコットランドという英語圏に暮らしているため、毎日英語を話して生活しています。丸13年間、毎日英語を使って生活しているにもかかわらず、いまだに知らない単語やフレーズにたくさん出会いますし、間違った文法も使います。疲れている時は頭が働かず、言葉に詰まることも多々あります。そんな私にとって英語というのは一生かけても終わらない学習なのかもしれません。

英語の学習で最も大切なのは「継続」だと思っています。
そして「継続」するために大切なのが「モチベーションの維持」。
私の場合、モチベーションを継続するためにもアプリを使ったり、英字新聞や洋書を読んだり、時には英会話レッスンを受けて先生から褒めてもらったり、質問をして疑問を解決したり……と様々な学習スタイルを組み合わせることで、飽きずに英語学習が続けられるような気がしています。

英語を勉強したいと思いながら、なかなか行動に移せていない方は今こそ「Cake」で楽しく英語の学び直しを始めてみてはいかがでしょうか?
ダウンロードはこちら