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やってみる。をやってみる。ということ。

caratのMISSION / VISION /VALUEの中にある、結構好きなフレーズに、「まずはやってみる、をやってみる」というのがあるのですが、プロの集団のビジョンとしては、ちょっとゆるさがあるフレーズなのだけど、このスタンスってcaratの特色をよく表しているなって思うから。そして、このスタンスを体現できている人って限られているなと思うから。今回はこのフレーズについて少し考えをまとめてみようと思います。

「やってみる」というのは、すなわち挑戦しているということ。「やってみる」を継続することが、成功するということ。

うちのクライアントさん(特にWEBチーム)の多くはベンチャー企業と呼ばれる成長フェーズの企業様が多く、サービス立ち上げや、新規プロジェクトなど新しいこと一緒に取り組みをさせていただくことが機会としてもとても多いです。「OOやってみてもらえない?」「OOやったほうがよくない?」「OOも取り入れよう!」とアイディアベースの案が日々実現を待っている。そんな環境です。

そんな環境で発生する「やってみる」にはいろんな価値があって。

「やってみなければ動き出せない」
「やってみなければ売れない」
「やってみて答え合わせができる」
「やってみたことから次に何をすべきかが導き出せる」

なので「やってみる」を継続していくこと。その中から成功につながるヒットがでることが、すなわち成功への道筋になるということだと思っています。

でも多くの場合、人は失敗したくないし。やり方を知っている成功するやり方で物事を進めたくなります。同じ金額の報酬をもらうなら、

・短い時間で作業を終わらせたい
・簡単にやりたい
・失敗したくない


やり方を考えて新しいことに取り組むよりも、やり方を教えてもらいたくなるし。1回やったことがあってうまくいった方法をやりたくなる。これは運用や保守だと大切な効率化ですが、経験値を貯めていくフェーズでは、「勉強したくない」「経験値をあげたくない」といっているのと同じことなんじゃないかなと思っています。サービスの成長も、ディレクターとしての成長も、止まってしまう。そういうことかなと。

多くの人は「考えること」「判断すること」「責任を取ること」を極力避けたがります。その方が楽だから。

でも敢えて、お客さんにと一緒に悩んで、悩む機会を自身の成長と経験として取り込んで、一緒に成功を目指すスタンスで取り組む。それってやっぱり裏側に「愛がある」からできる行動なんじゃないかなと思います。そして、「やってみましょう」と言えるということは、実施する手法を導き出すだけの経験と、実施するにさいしての自信があるということ。そして、最後に、クライアントとの信頼関係があるということ。だと思う。

だから、このフレーズってやっぱり、何かいいなって。

自分に自信を持ち。
クライアントやサービスを愛し。
クライアントとの信頼関係がある。

こんなスタンスで、全員がクライアントに向き合ってほしいなという思いもそっとこの記事に添えておきます。特に我がチームは基本的にディレクター集団なので。

この向き合い方は仕事だけじゃない。

caratのボードメンバーに「子供にどんな風になってもらいたいですか?」と聞かれたことがある。正直子供は別に成功者じゃなくていいし、ただ幸せに笑っててくれたらそれでいいと思うのだけど。

でも、何かをやり遂げる自信や。そんな自信につながる経験をさせてあげたいし。愛する人のために、挑戦をしたり向き合ったりできる人間でいてほしい。そして、そういうスタンスをベースに、いい人間関係と、信頼関係を築ける器であってほしいと思う。結局、仕事でもなんでも、同じなんだと思う。

何歳でも、どんな働き方でも、「やってみる」=成長する機会を逃さないひとでいたい。

わたしはそう思っている。年齢を重ねて、変わることが怖くなったりもするけれど、止まってしまうことほど、恐ろしいことはないかなと思っている。

わたしも日々、そうして成長をしていきたいし、そうして、caratも成長をしていく。だから、会社のメンバーのみんなも、一緒に成長していってほしい。作業するだけの人員ではなく、共に考え、改善し、成長していける。そんな人たちとわたしも一緒に走りたいなと思ってます。

今回は「やってみるをやってみる」というコーポレートメッセージについて考えを展開してみました。ここの部分って、サイドビジネス、副業への関わり方にも影響するんじゃないかなと思っているので、「副業は sub businessであってはいけない」ということについても別記事で書いてみようと思います!



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