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題... 非常事態に政府はてんでバラバラ

◆ そんな経緯だったことは容易に想像できました。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 休校対応、曖昧さ残す 首相、準備不足を露呈―新型コロナ ⇒ http://bit.ly/2PFk4sl     2日の参院予算委員会は、新型コロナウイルスに関する安倍晋三首相の記者会見後初めての国会論戦となった。野党の質問は、全国一斉休校による現場の不安をどう払拭するのかに集中。一方、首相らの答弁は国民や自治体に協力を求める姿勢が目立ち、今後の具体策については曖昧さが残った。「見切り発車」による準備不足を露呈した形だ。   質疑では小中高校を休校とする一方、保育所や幼稚園を休みにしなかった疫学的根拠がなかったことも判明した。立憲の蓮舫参院幹事長に、国立感染症研究所の脇田隆字所長は「リスクの比較は行っていない」と明言。首相も「疫学的な判断は困難だ」と述べた。   さらに、首相が休校に関し専門家の意見を聞いていなかったことも分かった。関係閣僚である萩生田光一文部科学相と加藤氏は、首相の意向を把握したのは発表当日の2月27日だったとし、調整が生煮えだったことも浮き彫りになった。


◆ 安倍首相は、どうして、唐突に“全国一斉の休校を要請する”などと言い出したのでしょうかね?

 安倍首相は子どもがいないので、子育てや子どもの教育の現実の事情は知りません。
 現実の実態を知りもしないのに、安倍首相は、専門家にも所管の閣僚や行政担当者などにも何も相談しないで全国一斉の休校を要請していたようですね。
 ならば、当然、事前の準備や政策実行の詳細なシナリオなどがあるはずもない。それを検討する時間はあったはずですが、おそろしいほどの“場当たり的”な要請でした。[ #場当たり的発想 ]
 それと、非常時に、“要請”と言うところが、安倍首相の姑息なところ。あくまでも“要請”で“命令”ではないのです。[ #要請 ]
 つまり、要請を聞いて自発的に協力してくれれば、もしも失敗しても自発的にやったことなので自分の責任にはならない。
 首相たるもの、非常事態でこんな半端なことをしていていいのでしょうかね? 私は、安倍首相は、首相としての資格がないと思います。


◆ 蛇足になりますが、“新型コロナウイルスの感染拡大防止策を議論する政府の専門家会議”は、首相の要請と矛盾する分析を出しています。

~~< 以下 引用 >~~[→ http://bit.ly/3ckEY9I (若い軽症者から感染拡大か 政府専門家会議、北海道のデータ分析)]     同会議は、この1~2週間、人と人との接触を可能な限り控えるなどの対策を取らない場合、感染者が急増する恐れがあると指摘。軽い風邪の症状でも外出を控えることや、カラオケボックスや自宅での飲み会など、風通しの悪い空間で近距離で会話するような場所を避けることを求めた。
 この分析は、安倍首相が“全国一斉の休校”を要請したのが、実は、さほどの意味がなかったということにもなります。むしろ、マイナスの効果の方が大きい
 学校云々よりも、大人たち(特に、若い世代)の行動こそ注意を要するということ。
 ちなみに、私は、飲み会やライブハウスなどの遊びの場だけでなく、満員電車での通勤なども高い感染リスクが高いと感じています。[ #感染リスク ]
 とぼけた話です。非常事態に、政府内がてんでバラバラ。首尾一貫したことができないでいる。ひとえに、安倍首相のリーダーシップのなさだと思います。


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