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題... 緊張感は微塵も感じられません
◆ 危機感が足りないと言うより、緊張感が全然ない。
~~< 以下 引用 >~~ ■ 桜田氏更迭「危機感足りない」 大型選挙への影響懸念 ⇒ http://bit.ly/2X2BFLN ■ 桜田義孝前五輪相が東日本大震災をめぐる失言で事実上更迭されたことを受け、政府・与党には11日、危機感が広がった。道路整備をめぐる「忖度(そんたく)」発言で辞任した塚田一郎元国土交通副大臣に続く失態で、21日投開票の衆院大阪12区と沖縄3区の両補欠選挙や夏の参院選に響きかねないからだ。自民党幹部は痛手を最小限に食い止めようと、党内を引き締めている。 自民党関係者は「派閥推薦型や入閣適齢期を重視しすぎる人事はもう止めるべきだ。失敗したときのリスクが大きすぎる」と語った。
◆ 小泉政権の頃までは、自民党議員も“いつクビにされるか”とピリピリして仕事をしていましたが …
安倍首相はめざすべきビジョンらしいものもなく、安倍首相自身が“みんなで仲良く”という志向の人ということもあって、大臣たちものほほ~んとしています。
のほほ~んとしているから失言も多くなる。失言しても大臣をクビになるわけでもないので、みんな、お笑いタレントよろしく、演説でも“ウケねらい”にうつつをぬかす。
“私は忖度します”とか“復興より大切なのは政治家”とか、まともな神経の政治家なら口が裂けても言えないことをウケねらいで口にします。大臣としての緊張感は微塵も感じられません。
そもそも、大臣になっても、ビジョンもない首相の下では、何をしていいのかさえ分からないと思います。
つまり、安倍政権の大臣は“当たり障りのない飾り”です。安倍政権では、大臣は、当たり障りがないことだけが大切なのです。
まぁ、そんなことは起きませんが、天の邪鬼な私は、小泉首相から大臣を頼まれれば二つ返事でOKですが、安倍首相から大臣を頼まれても丁重にお断り。やりがいがない。[ #やりがい ]
◆ これは、野党があまりにもだらしなさすぎるということも背景にあると思います。
国民の多くは、安倍政治に満足しているわけではありません。でも、かといって野党に政権を任せるわけにもいかないから、“とりあえず、まぁいっか”と達観している雰囲気。
要は、国民が“政治離れ”しているのだと思います。となると、何をしても野党に政権をとられることはない。自民党内にも大したライバルもいない。[ #政治離れ ]
だから、安倍首相は好き放題のことができているのだと思います。
“森友・加計騒動”にしても、今回の“本州と九州を結ぶ道路整備についての騒動”にしても、“利権の甘い汁を貪ろうとする”のが安倍政治の神髄。[ #利権の政治 ] (→ 注1)
これらは、本来なら、政治家の風上にも置けないほどの不祥事だと思います。
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●(注1) 安倍政治が利権の政治ということなどについては、2019.4.6のブログ『安倍首相はどこまでも"小人"なのですね』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2KwLmAP ]