共感工房 “森山幹事長の勇み足”
◆ 党の執行部としては当然の措置ですね。
~~< 以下 引用 >~~ ■ 萩生田氏ら「党所属」扱いせず 自民、批判懸念で異例対応 ⇒ https://x.gd/3iDHA ■
自民党執行部は31日、萩生田光一元政調会長と平沢勝栄元復興相を「党所属国会議員」の扱いとしないよう党内に指示した。
派閥裏金問題に関わった両氏は衆院選で公認を得られず、無所属で当選。しかし、自民の衆院会派に同日入ったため、ルール上は「党所属国会議員」となるはずだった。
党執行部は非公認議員を公認議員と同様の位置付けにすれば世論の批判を浴びかねないと懸念し、異例の対応を取ることにしたとみられる。
◆ 今回の選挙は、自民党としては、増えすぎた“安倍派”のロクでもない議員を整理する目的の選挙でした。
ところが、それをどこでどう間違えたのか、執行部はふるい落とすはずの安倍派の議員が支部長を務めている地方支部に2000万円を配っていました。
そんなとぼけたことをしているとは知らない選挙の実務を仕切る小泉選対本部長は、激怒したという。そりゃそうだろう。これは、明らかに執行部(森山幹事長)の勇み足。[ #政権交代 ]
私も、当初は自民党は20~30議席は減らすと見ていましたが、まさか、公明党と合わせても過半数割れするとは想定外でした。
それほどに、この“2000万円配り事件”の影響は大きかった。これで、国民は、自民党が反省していないと判断した。自民党は完全に国民の信頼を失ってしまいました。
◆ まぁ、自民党をクビになっても、自分の才覚で選挙に受かれば、それはそれでもいい。
個人の自由まで一政党がとやかく言うことはできません。
2000万円配り事件の失敗を何とか取り繕うのが、当選議員の“自民党会派”入りなのでしょう。会派に入るということは、国会で共同歩調をとるということらしい。
でも、国会で共同歩調をとっても、党員というわけでもないらしい。会派云々的な事情が、議員をしたことがない私には良くわかりません。
まぁ、ともかく、自民党としては、首相の座を野党に渡すわけにはいかない。野党第一党の立憲民主党は善戦したと言っても、まだ自民党とは40議席以上の差。
つまり、いきなり“政権交代”ということにはならないと思いますが、国会での論戦は活発になりそうです。私は、それを楽しみにしています。[ #政権交代 ]