共感工房 “所有と経営は分離しておかないとまずい”

◆ テスラに逆風がふきはじめました。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 米検察、テスラを詐欺の疑いで調査 運転支援システム巡り ⇒ https://x.gd/nuRMW ■

 米検察当局は米電気自動車(EV)大手テスラ(TSLA.O), opens new tabが同社のEVの自動運転機能について投資家や消費者に誤解を与え、詐欺行為を行った疑いがあるとして調査している。事情に詳しい3人の関係者が述べた。

 テスラのオートパイロット機能とフルセルフドライビング機能はハンドル操作やブレーキ、車線変更を補助するが、完全な自動運転ではなく、ドライバーによる常時監視が求められている。こうした中、米司法省は完全な自動運転が可能かのようなテスラの説明やイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の発言を巡り調査しているという。


◆ 今度は、テスラは、当局から“詐欺容疑”で捜査されているらしい。

 先日、テスラが大規模なリストラをするというニュースを伝えましたが、いよいよテスラ旋風も終わりに近づいている感じ。(→ 注1)

 それにしても、“詐欺”とは穏やかではない。アメリカは、この種の経済犯罪に対しては厳しい。経営者は、刑務所行になる可能性もあるかも?


 特に、経営者としては無茶な感じもするイーロン・マスク氏の神話も、いよいよ終焉かも。私がマスク氏なら、一日も早く“プロの経営者”にバトンタッチします。[ #プロの経営者 ]

 資本主義では、昔から、“所有と経営の分離”が言われています。企業が大きくなってくると、いつまでも投資家の感覚で経営していてもうまくはいかないのです。[ #所有と経営の分離 ]


◆ 日本の“ライブドア”のホリエモン氏の顛末を思い出します。

 私は、イーロン・マスク氏は日本のホリエモン氏と何となく似たタイプに感じます。

 ホリエモン氏は、ライブドアの株価を上げるために違法な会計操作などを繰り返し、結局、刑務所送りになってしまいました。しかも、日本ではめずらしい実刑判決でした。[ #違法な操作 ]

 その種の犯罪に対しては甘い日本で実刑なら、経済事犯には厳しいアメリカなら、罰金や実刑などもとてつもない量刑が言い渡される可能性もありそう


 まぁ、まだ裁判になっているわけでもなさそうですが、テスラの株主諸氏は細心の用心をしておいた方が良さそうです。

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●(注1)  テスラ神話云々については、2024.04.16のブログ 『テスラ神話にも陰りが見えてきました』をご覧ください。[→ https://x.gd/BbNeK ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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