題... 社会的な監視システムの中でのくらし
◆ 的を射た指摘だと思います。私も、同感です。
~~< 以下 引用 >~~ ■ 日本が新型コロナの抑制に一定の成功を収めたのは「社会に巨大な監視網があるから」=中国 ⇒ https://bit.ly/37RhOWP ■ 外出禁止令など強硬な手段を取った米国に対し、外出自粛といった強制力の弱い方法を取った日本がここまで成果をあげることができたのは、「日本社会には人同士の巨大監視網が存在するからだ」と主張し、日本人は「他人の目」を気にする国民性であるため、「自分が第一感染者になること」や「感染することで自分が所属する組織や集団に迷惑をかけること」を極度に恐れ、その恐れが「強制力の弱い方法でも日本人の行動を制限したのだ」と論じた。
◆ それは、いわば、日本の文化なのだと思います。
うちのマンションは、マスクをしないでエレベーターに乗ると、他の人から怪訝な目で見られます。当然のことのように、ほとんどの人がマスクをしています。[ #マスク着用 ]
それを促すために、玄関ホールのエレベーターのドアの前の掲示板に、管理組合からのお達しとしてエレベーターに乗る際のマスク着用の“お願い”が貼り出されています。
おまけに、エレベーターの中やホールや非常階段のあたりとか自転車置き場などには監視カメラも設置してあるので、四六時中監視されているようなもの。[ #監視カメラ ]
監視カメラは、以前、うちのマンションの非常階段などにたばこを吸いに来る近所の子どもなどもいて、不良のたまり場になってはまずいということで設置しました。
マンションの住民には、プライバシーの侵害になると反対する人も少数いましたが、私が管理組合の理事長だった時に管理組合の理事会で検討し、最終的に設置しました。
◆ 昔は、田舎などでは、いわゆる“村八分”もやられていたとか。
村八分とは、“集団全体でシカトすることで、要は、仲間外れ”。[ #村八分 ]
私の故郷の村ではそんな極端な村八分はなかったように思いますが、狭い村でそんなことになったら、たぶん、そこでの生活は成り立たない。
今も、学校の“いじめ”などで、そんな村八分的な集団シカトは少なくないらしい。なので、逆に、“みんな仲良く”が絶対的な集団規範的に強調されているのだと思います。[ #いじめ ]
私は、天の邪鬼なタイプなので、周囲からシカトされてもさほど気にはなりませんが、生真面目なタイプの人は、精神的に参ってしまうはずです。
◆ つまり、日本的なやり方の本質は、“自分からそうしてくれるようにしむける”ことだと思います。
“自粛”というやり方も、実は、似たようなものでしょう。[ #自粛 ]
そんなやり方は“個性を殺す”ことにもなりかねないので、私は、好きではありません。そんな点は、注意も必要だと思います。[ #個性を殺す ]
いずれにしても、こんな社会的な価値観も、いわゆる“集団主義”と言われている日本の文化のひとつなのだと思います。[ #集団主義 ]
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