共感工房 “ドミノ理論は間違いでした”

◆ いかにもトランプ氏らしい行動ですね。

~~< 以下 引用 >~~   ■ トランプ氏「緊急事態庁なくす」=初出張の被災地で表明、波紋―米 ⇒ https://is.gd/yIhPgV ■

 トランプ米大統領は24日、就任後初めての国内出張で、昨秋大型ハリケーン「ヘリーン」で被災した南部ノースカロライナ州を視察した。災害対応のため連邦・州政府の調整や人的、物的支援を担う連邦緊急事態管理庁(FEMA)について、「仕事をしていない」と不満を示し「廃止すべきだ」と述べた。地元関係者や記者団を前に語った。

 ただ、気候変動により各地で州政府の対処能力をはるかに超える巨大災害が相次ぐ中、FEMAの廃止は復興を遅らせかねず、発言は波紋を呼んでいる。組織の廃止や改編には議会の関与が必要で、大統領の一存ではできない。


◆ 強引なトランプ氏なら、それでもやってしまうかも?

 トランプ氏は、自分の判断に絶対的な自信を持っているので、他人の都合はそれほど気にしない。そんなやり方で、今の成功を勝ち取ってきた人なのです。

 そんなところは、トランプ氏の評価すべきところだと思います。

 トランプ氏には、普通の人にない人間離れした実行力がある。ことばは不適切ですが、彼には病的なほどの決断力があると思います。[ #実行力がある ]

 だから、逆に、ロシアーウクライナ戦争も、トランプ氏ならドラスティックな方法で終結させることができるかもしれません


◆ そもそも、欧州諸国が必要以上にロシアの行動を警戒するのは、終戦後に人々の頭に刻み込まれた“ドミノ理論”のせいだと思います。

 ドミノ理論は1940年代にアメリカのトルーマン大統領がギリシャやトルコへの軍事的援助を行うための理論として用いられたらしい(→ 注1) [ #ドミノ理論 ]

 その後、1954年にはアイゼンハワー大統領がこの理論を用いてインドシナ半島の共産主義化について説明したという。

 残念ながら、それは、当時の外交指導者たちが勝手に唱えた個人的な主張で、科学的理論というわけではありませんでした。

 結局、ドミノ理論は、間違った考え方だったということは歴史が証明しました。ドミノ理論を拠り所としていたベトナム戦争もアメリカは完全に失敗しました。

 ウクライナのゼレンスキー氏の主張も、彼の考え方の背後にはドミノ理論があると感じます。私流に見れば、ゼレンスキー氏の主張は“チャンチャラおかしい”。


 蛇足ですが、ロシアにも、昔のような異常なほどの力を持った共産党はありません。そんな考え方は、ノーベル平和賞まで獲得したゴルバチョフ氏によって修正されました。

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●(注1)
 ドミノ理論については、2024.11.26のブログ 『当然そうすべきです』をご覧ください。[→ https://is.gd/f1zTql

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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