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題... もしかしたら、北朝鮮は大変革されるかも

◆ まぁ、結果として米朝首脳会談がうまくいくといいですね。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 正恩氏に焦り=「非核化」でジレンマも-北朝鮮 ⇒ http://bit.ly/2KZ0mmB     北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は26日の南北首脳会談で、6月12日の米朝首脳会談開催へ強い意欲を示した。トランプ米大統領による突然の米朝会談中止表明を受け、急きょ韓国の文在寅大統領との会談に臨んだ背景には、経済再建に向けて米国との対話ムードを何とか継続したいという正恩氏の焦りがうかがえる。

◆ 期待したくなります。

 私は、昨日、北朝鮮の金正恩氏が三代目だということをブログで指摘しました。三代目は、放蕩息子になる傾向があるものの、先代とは違うこともできる人です。(→ 注1)
 ただ、北朝鮮が好きという人は世界中にほとんどいない。中国やロシアからもけむたがれている。“自分勝手で、うっとうしい国”というのが世界の共通認識だと思います。[#嫌われもの]
 私も、その例外ではありません。私が嫌いな国の筆頭が北朝鮮で、何をしでかすかわからない信用できない怖い国という位置づけです。

◆ でも、“社会相対性理論”の視点で見ると、北朝鮮の主張にも一理ある。

 社会相対性理論は、世の中は“人それぞれ”、国も“国それぞれ”という前提。他国に迷惑をかけないのなら、北朝鮮もそれなりに認めてやらねばなりません。(→ 注2)
 世界の強国たちがみんな核兵器を持っているのに、北朝鮮はダメというのは理不尽。
 実は、世界の国々は、核兵器保有の強国からの圧力を恐れ、核兵器保有を諦めただけ。でも、北朝鮮だけは、国民に多大な犠牲を強いてまで核兵器を開発しました。
 おかげで、経済制裁などで飢え死にする国民も少なくないという。そこまでして核兵器やミサイルを開発したということは、ある意味、見上げた根性だと思います。
 日本の戦前と似たような状況かも。あの頃の日本は、“欲しがりません勝つまでは”が合言葉。国民の自由意識も低く、時の為政者の言いなりの状況だったのだと思います。[#合言葉]

◆ 北朝鮮も、冷静に考えると、情況にツキがなかったのだと思います。

 北朝鮮は、第二次世界大戦終結の後、その頃の世界で台頭してきた全体主義のひとつのパターンである“共産主義”の方向に、朝鮮の時の実力者のひとりの金日成氏が舵をとってしまいました
 当時の経緯は詳細に知りませんが、おそらく、共産主義という思想も、一部の特定の人々には熱狂的に信奉されていたのでしょう。
 でも、その後の歴史を見ると、共産主義は失敗思想だったのは明らか。世界の共産主義はほぼ壊滅。スイスに留学していた金正恩氏は、そこに気づいたのか。[#共産主義壊滅]
 ならば、北朝鮮は、自ら大変革できる可能性もありそうです。

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●(注1)  金正恩氏が三代目云々ということについては、2018.5.27のブログ 『金正恩氏は良くも悪しくも三代目なのですね』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2xgtvaF
●(注2)  社会相対性理論については、2013.2.16のブログ『社会現象は全て相対的http://bit.ly/2xvrXoc 』や、2014.1.17のブログ『社会相対性理論と達観力http://bit.ly/2czNfe1 』をご覧ください。


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