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題... つまらない“忖度”をしないアメリカのお役人の気概でしょう
◆ 政府関係者のトランプ氏への抗議辞任がおさまりません。
~~< 以下 引用 >~~ ■ 米大使また辞任、トランプの同盟国叩き耐えられず ⇒ http://bit.ly/2KEkOta ■ <外交官として33年のキャリアをもつエリートさえも、トランプの欧州批判やNATO軽視発言についていけず辞職を決意> メルビルは2015年から駐エストニア大使を務めている。外交官としてのキャリアは33年で、近々退職することが決まっていたが、個人としてのフェイスブックへの投稿で、トランプの行動や発言に我慢ができなくなった、と述べている。
◆ アメリカにはこんな気概のある官僚も少なくないのでしょうね。
一連の“モリカケ大騒動”ではっきりしたわが国の“忖度官僚”たちとは大きな違いがあるようです。官僚は、余計な忖度をしてはいけない人なのです。[#忖度官僚]
私は国の行政に関わったことはありませんが、市町村ベルの各種行政計画の調査策定に関わってきました。その際、お役人諸氏が最も大切にしていることは、“行政の継続性”。[#行政の継続性]
これまでと全く違う方向性のことをすると、利害関係者たちへの影響が大きすぎる。関係者たちのそれまでの苦労が、完全に水の泡になってしまうということなのです。
それは、行政に携わる者のとるべき態度ではないのです。
◆ トランプ氏は官僚からも民間企業からも抗議的な取り組みが目立ってきた印象ですね。
補佐官や閣僚など政権スタッフの辞任も続いていますが、ついこの前は、自分がエールを送っていたつもりのアメリカのシンボル的な老舗企業の“ハーレーダビットソン”にも反旗を翻されました。(→ 注1)
トランプ氏も、身勝手もほどほどにしておかないと、そのうちに大やけどしてしまうことになりそうですね。
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●(注1) トランプ氏の政策に反旗を翻したハーレーについては、2018.6.27のブログ『昨日の続編 … トランプ氏らしい反応』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2KHML3h ]