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題... 新興経済勢力のBRICsは基本的にはロシア支持

◆ ロシアのプーチン氏の主張が、欧州以外の国にもそれなりに認められつつある印象を受けます。

~~< 以下 引用 >~~   ■コラム:対ロシア制裁支持しない途上国、西側に「積年の恨み」も ⇒ https://bit.ly/3JPXaHD ■

 ロシア軍がウクライナでの戦闘を続け、西側諸国が世界各国に対ロシア制裁への支持を求めていた3月。南アフリカの左派指導者ジュリアス・マレマ氏は群衆に向かってこう語りかけていた。彼自身も彼の支持者も、反アパルトヘイトの闘いを支援してくれたロシアに敵対することは絶対にないと。

 ロシアのリャブコフ外務次官は3月30日、国営テレビRTに対し、この戦争の終結後、BRICsは「新しい世界秩序の中心」となるだろうと述べた。

 そうした傾向はBRICsだけでなく、発展途上国全体に広がっている。

<分裂するソーシャルメディア>

 パレスチナ政策調査研究センターが3月に実施した世論調査によれば、パレスチナ人の43%がウクライナとの戦争についてロシアに責任があるとしたのに対し、ウクライナに責任があるとしたのは40%だった。

<標的となるナショナリスト指導者>

 インドでは、右派寄りでヒンドゥー民族主義を支持する年長の世代は、冷戦中にソ連がインド政府を支援してくれたこともあってロシア政府に同情的な傾向が強い。

 ブラジル政府も圧力を受けているが、その中には国内政界主流派からの圧力もある。侵攻の1週間前、ジャイル・ボルソナロ大統領はモスクワでプーチン大統領を訪問し、両国は「連帯」していると述べてプーチン氏を賞賛した。


◆ ゼレンスキー氏の国際世論を必要以上に煽るやり方に、世界の多くの国が嫌気してきたのではないでしょうかね。

 世界の多くの国は、当然のことながら、自分の国も豊かになりたい。そして、ロシアが自国のためにそれなりにしてきてくれたことに恩義を感じている国も少なくないはず。[ #豊かになりたい ]

 EUのリーダー格のドイツとフランスさえ、そんな雰囲気を感じる。 基本的には、“やるのは勝手だが、やりたければウクライナだけでやったらどうだ”のスタンスに見える。[ #自分でやれ ]

 ウクライナがロシアに敵対的態度をとるのはいいが、それは、自分の力でやればいい。私たちを巻き込まないでくれということなのです。ハンガリーの指摘は、まさにそれ。(→ 注1)

 私も、基本的にはそんなスタンス。 私は、ゼレンスキー氏の“ウクライナを支援するのが当然で、自分を支援しない人は正義ではない”という言い方に、嫌悪感を感じます


◆ EU諸国も、ホンネでは、経済制裁もやりたくはないはず。

 私流には、ロシアは、“共産主義の失敗で資本主義に目覚め、自国の地下資源などを活用して世界との商売で国を豊かにしていこうとしている”ように見えていました

 EU諸国も、ウクライナに対して、共産主義のロシアが資本主義の仲間入りしてくれそうな時に、“わざわざ余計なことをするなよ”と言いたいのを必死でがまんしている。[ #余計なことをするな ]

 冷静に世界をながめれば、ウクライナを積極的に支援しているのはイギリスとアメリカくらい。特に、アメリカのバイデン氏のハシャギぶりは、私から見れば異常なほど。

 アメリカは、自分がローマ教皇から“戦争犯罪”を指摘されたくせに、ロシアを戦争犯罪者呼ばわりするなど、私流に見れば、笑止千万。(→ 注2)

 中国には経済でも追い抜かれそうな時に、ロシアにまで経済でのし上がられては、イギリスとアメリカの大国としての立場が脅かされる。[ #大国としての立場 ]

 ならば、この際、目の上のたん瘤的なロシアを叩けるだけ叩いておきたいと考えているのだと思います。

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●(注1)  ハンガリーの指摘については、2022.04.11のブログ 『EU諸国にもプーチン支持者が少なくない』をご覧ください。[→ https://bit.ly/3veKTHE ]

●(注2)  アメリカがローマ教皇から戦争犯罪を指摘されていたことについては、2022.04.14のブログ 『原爆投下は戦争犯罪です』をご覧ください。[→ https://bit.ly/3rtImbz ]

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