共感工房 “予防的恩赦などあるのですか?”

◆ アメリカに“予防的恩赦”というのがあるというのは初耳でした。

~~< 以下 引用 >~~   ■ トランプ氏報復に備え 現政権、「予防恩赦」検討 ⇒ https://is.gd/IFhlgo ■

 米共和党のトランプ次期大統領が来年1月に就任するのを前に、バイデン民主党政権は、トランプ氏が敵視する政治家や元政府高官に「予防的恩赦」を与えることを検討している。

 公然とトランプ氏を批判してきたことへの報復の対象になりかねないためで、理不尽な訴追から守る狙い。6日付ワシントン・ポスト紙が報じた。

 ワシントン・ポスト紙は、明確な容疑がない段階での予防的恩赦は、是非について法的な検証がほとんどされていないと指摘した一方、法学者の間では憲法が大統領に広範な恩赦権を与えているとの認識が一般的だと報じた。


◆ “恩赦”とは何なのですか?

 ウィキペディアによると、恩赦とは、“行政権(または立法権)により国家の刑罰権の全部又は一部を消滅若しくは軽減させる制度のこと”だとか。[ #恩赦 ]

 ならば、それが罪なのかどうかもわからないのに恩赦を与えるなど、本来あり得ないことだと思います。“言論の自由”にも関わってくるほどの重大事項になります。[ #言論の自由 ]

 アメリカには、予防的な段階で恩赦などの措置があるあるのですかね。ちょっとおかしな気もします。


 “新しい大統領に批判的な発言をしていた人たちが大統領の人事で左遷されるのは当然のこと”だと達観しておくしかないのです。[ #達観 ]

 官僚とか首相(アメリカなら大統領)のスタッフは、そんなものだと思います。


◆ その点、竹中平蔵氏は見事な身の振り方でした。

 そんな場合、自分で自分を“お役御免”にしておくのが潔い身の振り方だと思います。[ #自分でお役御免 ]

 竹中平蔵氏は、小泉純一郎氏に懇願されて好きでもない政治家になりました。

 なので、自分が仕えた小泉純一郎氏が引退すると分かった時点で、自分から身を引きました。小泉純一郎氏が引退すれば、自分の出る幕はないと達観したのだと思います。

 竹中氏が政治家に執着するなら、小泉純一郎氏に自分の後継者と指名されていた安倍晋三氏の“お守り役”として安倍政権に残ることもできたと思います。

 でも、竹中氏は、安倍氏には期待はしていませんでした。自分の書生あつかいでした。竹中氏の関心はあくまでも経済ですが、安倍氏は経済のセンスはまるでなかったのです。

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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