共感工房 “鈴木宗男氏が1本とりました”

◆ 自分から離党を表明するというのは、いい方法でした。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 維新・鈴木氏が離党 訪ロで除名決定受け ⇒ https://is.gd/biRDG8 ■

 日本維新の会の鈴木宗男参院議員は10日、国会内で馬場伸幸代表と藤田文武幹事長と会談し、離党届を提出、その場で受理された。

 鈴木氏は面会後、記者団に「対ロ外交で相当な価値観の開きがあると明らかになった。(離党した方が)維新にも迷惑がかからない」と説明。「日本の国益のため今までも、これからもロシアの友人で生きていく」と語った。今後は無所属で議員活動を続けるという。

 藤田氏は記者会見で、仮に離党届提出がなければ、除名処分としていたと説明した上で、今回の対応は「代表が総合的に判断した」と語った。鈴木氏は比例代表選出だが、「去就は自身で決断するものだ」と述べ、議員辞職は求めない考えを示した。


◆ 鈴木宗男氏は、元々が、日本維新の会に固執してはいなかったと思います。

 鈴木氏が関心があるのは“北方4島の返還”の案件だけ。その首尾一貫ぶりは見事だと思います。彼は、それをやりすぎて、勇み足で刑務所行にまでなった人。

 一方では、日本維新の会も本気でウクライナを支援しているわけでもないと思います。

 そもそも、日本はウクライナに対して直接的な利害関係もない。ロシアと重要な案件を抱えているわが国を巻き込まないで欲しいというのが正直なところ。

 たとえば、露骨に“アメリカ・ファースト”を考えるトランプ氏なら、ウクライナ支援はしないと思います。ウクライナを過度に支援しても、アメリカに直接的メリットはない。

 日本には、トランプ氏のように“日本・ファースト”をやっていけるほどの国際的な力はない。[ #日本ファースト


◆ つまり、日本が国際政治の舞台で自在な政治力を発揮できないために、アメリカとのお付き合いとしてウクライナにエールを送っているフリを装っているだけ。

 日本維新の会は、自分自身に国際的な外交戦略などに明確なスタンスはないのが現状

 まだまだ発展途上の政党で、今の段階では、地方政治の場でしか存在感を発揮できていない。なので、仕方なく、岸田政権の外交方針に従っているだけのこと。

 そう考えると、妙に、“除名”等の強硬手段に固執しないで、お互いに独自路線で好きにやっていくとして袂を分かつというやり方をするのが最善だと思います。

 まぁ、冷静に見れば、鈴木氏が1本とったという感じ。鈴木氏は、確かな自分の存在感を示すことが出来ました

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