題...　 熱と湿度の相乗作用で熱中症リスクが急に高まる

◆ 昨日、いつもより仕事が遅れ、いろいろと疲れてしまいました。

　台風の影響などもあって、みんな早めに帰ってしまっていたので、７時過ぎからは仕事場に２人しか残っていませんでした。

　午後１時から１０時までが私の勤務時間。いつもは、４～５人でやる機械等の清掃やメンテ作業が私の主な仕事なのですが、さすがに２人では手際よくできません。

　そんな次第で遅くなり、おまけに柄にもなく疲れてしまいました。なので、ブログのネタ収集をする気力もなく、テーマ性のあるブログはお休み。[#休刊日]

◆ いつもは職場の係長さんが９時過ぎまで会社に残って手伝ってくれたり人の手配をしてくれるのですが、昨日は、気分が悪くて早引きしたとか。

　私は、“熱中症”だとピンときました。一昨日一緒に作業していた時に、その係長氏は全部のエアコンを切っていたのです。[#熱中症]

　たぶん、会社から、電気代節約のお達しでもでていたのでしょう。でも、その指示は的外れ。生真面目な人は上からの指示を鵜呑みにして、疑問にも感じない。

　２～３時間エアコンをつけていても大した電気代にはならない。それどころか、エアコンを切れば、作業者に重大な健康障害がでます。

　もちろん、昨日は、私の判断でエアコンをつけっぱなしにしていましたが、それでも人手の不足は如何ともし難く、時間がかかってしまいました。

　これからは、エアコンは絶対に切るなと仲間に念を押しておきました。プロの助っ人稼業の私には、会社の的外れのお達しなどクソ喰らえ。私は、自分の体調こそ最優先。

◆ 高温なだけなら、体が丈夫で慣れた人ならそうそう熱中症にもなりません。

　でも、それに湿度が加わると、急激に熱中症リスクが高まります。前の派遣先の麺の加工工場の“茹で工程”では、毎年、何人かが熱中症で倒れていたほど。

　人間の体は、実に、微妙なもの。熱と湿度の相乗作用で、いわゆる不快指数が急激に高まり、体温調節ができにくくなるのです。

　機械洗浄には熱湯が出せる“洗車の高圧放水機”を使うのですが、洗浄中はすごい蒸気になります。しかも、そんな状況が２時間以上続きます。

　一昨日は、さすがの私も驚きました。蒸気で前が見えなくて息苦しいほどなのにエアコンを切るなど、私から見れば“気違い沙汰”です。[#気違い沙汰]