共感工房 “トランプ氏の人事は自分の好みが徹底している”

◆ トランプ氏の政治的人事は普通の人々には理解しにくい。

~~< 以下 引用 >~~   ■ トランプ氏、FBI長官にパテル氏起用の方針 反FBIで知られる人物 ⇒ https://is.gd/HKgGXT ■

 トランプ次期米大統領は30日夜、新政権で連邦捜査局(FBI)の長官を交代させ、1期目の前政権で国防関連の役職を歴任したカッシュ・パテル氏を起用するとの方針を表明した。

 パテル氏はトランプ氏の信奉者の中でも、特に広く物議を醸してきた人物。FBIなどの「ディープステート(影の政府)」打倒を訴えるトランプ氏の主張に同調する立場から、自身の存在をアピールしてきた。


◆ 司法と立法と行政は、それぞれが独立した系統になっていないとうまくいかないと思います。

 バイデン大統領は息子の疑惑に終止符を打つために息子に“恩赦”を与えました。大統領には恩赦を与える権限があるとは言え、これもおかしかった。

 息子が明らかに犯罪を犯したのなら、その罪は償わせねば“やりたい放題”になってしまう。それは、裁判所が決めること。[ #やりたい放題 ]

 それができないようでは、政府も“やくざの世界”と同じになる。政府組織がやくざの価値観と同じになるのは、まずい。私なら、ぜったいにしない。


 ちなみに、“ディープステート”とは、私がこれまで聞いたことがない言葉。[ #ディープステート ]

 いつものようにウィキペディアなどで調べると、アメリカ合衆国連邦政府の一部(特にCIAとFBI)が金融・産業界の上層部と協力して秘密のネットワークを組織しているという。

 つまり、選挙で選ばれた正当な米国政府と一緒に、あるいはその内部で権力を行使する隠れた政府(国家の内部における国家)として機能しているのだとか。

 私は、以前より、そんな組織のことを“ジャパニーズ・マフィア”と言っていました(→ 注1)


◆ そもそも、FBIには、そんな胡散臭い過去がありました。

 言わずもがな、FBIの初代長官だった“ジョン・エドガー・フーヴァー氏”の不祥事。[ #FBIの初代長官は胡散臭い人 ]

 彼のやったことは素晴らしいことも多かったのですが、権力をかさにきた胡散臭いことも好きだったらしい。

 なので、彼以降は、FBI長官の任期は、権力の集中や犯罪組織などとの癒着を防ぐために10年に制限されているのです。


 今のFBI長官のクリストファー・アッシャー・レイ氏は、まだ任期が3年も残っています。おそらく、トランプ氏に好意的なFBI長官ではなかったのだと思います

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●(注1)  “ジャパニーズ・マフィア”については、2001.05.29の拙稿『日本再生のシナリオ』[→ https://x.gd/kLOSX ]や、2006.11.21の私のブログ 『ジャパニーズマフィア』[→ http://bit.ly/2nOckt9 ]をご覧ください。

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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