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題... まさか、私の主張が大阪万博の基本テーマに?
◆ 2025年の大阪万博の基本テーマは、“いのち輝く未来社会”とか。
このテーマは、何を隠そう、私の長年の主張とほとんど同じ。パクリか?[#パクリ]
実際にはパクリではなく、たまたま同じような主張になっただけでしょう。それに、ものの考え方や価値観などは特許ではないので、いいと思ったら自由に取り入れるべきものでもあります。
いずれにしても、そんな主張では私の方が先輩ということには違いありません。
◆ ということで、この際、私の主張の主要部分を再掲載しておくことにします。
~~< 以下 “生活文明郷の徒然日記”からの抜粋引用(→ 注1) >~~ 国づくりビジョンは「本来あるべき理想の姿」で、国づくりの道しるべ。そろそろ、日本も、しっかりしたビジョンを確立しておくべき時期と思う。 これからの日本の国づくりは、「いのちがかがやく生活文明郷」をビジョンに掲げるのが良い 。[#ビジョン] 生活文明郷は、国民みんなが、老いも若きも各々のライフステージに応じて自分に相応しい「やるべきこと」に精を出し、そんな生活そのものに生きがいを感じ、それを楽しんでいる様をイメージしたもの。 「いのちがかがやく」には様々な願いが込められている。 いのちとは、人のことであり自然そのものでもある。自暴自棄や戦争などはもってのほか。いのちは、キラキラ輝かなければならない。 「生活文明郷」というのはわかったようでわかりにくいことばだが、全てのいのちが共存共栄で発展していくしくみという意味である。 「いのちがかがやく生活文明郷」とは、つまり、こういうこと。 [#いのちがかがやく生活文明郷] ●「千の蔵より子は宝」。子どもたちは、休日や休暇などには野山を駆け回りながら、自然との共生や自然から学んだり刺激を受けながらバランスのとれた大人に成長していく。 ●子育て世代の親は、子どもと一緒に野山を散策して日頃の仕事のストレスをリフレッシュする。それが可能なようにお金の面でもその他の面でも社会制度がしくまれている。 ●子育てが終われば(または不要なら)、仕事の技術を携えて周辺国を中心に相互発展の技術援助に精を出す。子育て費用が不要だから収入は多くなくてもいいが、海外活動に便利なように社会保障なども整っている。 ●年寄りは仕事を続けるも良し、園芸や孫と野山に出たりボランティアに精を出すも良し。死ぬ時はポックリ逝きたいと、あちこち痛いのに病院に行く暇もないほどに張りのある生活を楽しんでいる。 人々が、それぞれに輝いて見える。もし、日本がこんな国になれれば、日本に敵なし。軍事力さえも無意味になろう。
◆ こんな考え方や価値観のようなものは、さらに前から私の頭に浮かんでいました。
それは、私が行政コンサルとして執筆した“ 第3次椎葉村長期総合計画(1993年3月)” で村づくりビジョンに掲げた“いのちかがやく森林文明郷”というコンセプトが元になっています。 [#いのちかがやく森林文明郷]
現在の椎葉村も、その延長線で村づくりを推進していて、村民みんなが生き生きとした生活を実現できているとか。
四半世紀にもわたって私が提案した村づくりビジョンが村民諸氏に貢献できたことは、行政コンサル冥利に尽きるというものです。
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●(注1) “いのちかがやく”ということの詳細は、2007.2.24のブログ『生活文明郷-ビジョン』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2TB6JS9 ]
●(注1) これは、本としても出版しています。
書名 : “生活文明郷の徒然日記―成熟経済社会に向けた日本のビジョン”
発行所 : “ブイツーソリューション” 2007年6月。