共感工房 “昨日は終戦の記念日でした”
◆ 私は8月15日は“お盆”という意識しかありませんでしたが、実は、“終戦の日”でした。
私は、いつ戦争が終わったのかはっきり理解していませんが、要は、昭和天皇が、日本は無条件降伏するとラジオで宣言されたのが8月15日らしい。いわゆる“玉音放送”。[ #終戦記念日 ]
“所変われば品変る”。日本では“終戦の日”ですが、韓国や中国などでは“解放の日”になっているらしい。それは、私の“社会相対性理論”の視点でもあります。(→ 注1)
私は、その頃は、まだ生まれていない。なので、両親から聞いた話しか知らない。ともかく、大変な時代だったらしいことだけは確かなこと。
近所の人も総出で近くの飛行場に人力車等を運び、滑走路を閉鎖しに行ったとか。“スワッ、鬼畜のアメリカ兵が大挙して押しかけてくる”と、みんな右往左往したという。
私は、そんな時代ではなく、日本が平和な時代に生まれて良かったと思う次第です。
◆ 当時の日本はマスコミ等を含めてすべての情報を軍が仕切っており、一般国民は何も知らされていなかったから右往左往してしまう。
知っていたことと言えば、アメリカ軍が“焼夷弾”で日本中を焼け野が原にしようとしていること。それに、当時“ピカドン”と言われていた“原子爆弾”のことくらい。
それらは、一度に何十万人もの一般人をも皆殺しにする“鬼畜の兵器”。アメリカ軍のそんな蛮行を見れば、アメリカ軍を“鬼畜生”だと思うのも、無理もない。[ #鬼畜の兵器 ]
しかし、つらつら考えるに、アメリカ軍も、よくまぁそんなことができたなと思います。無抵抗の者をまとめて大勢殺す。これは、虐殺以外の何ものでもない。
どんな場合も“礼節”を重んじる日本人には、アメリカ軍のマネはできないと思います。礼節とは、儀礼と節度のこと。日本人は、何をするにも儀礼と節度を心掛ける。[ #礼節を重んじる ]
最近はそうでもない気もしますが、当時のアメリカ軍に礼節があったとは思えません。
そんなことまで考えると、ロシアーウクライナ戦争でのロシアのミサイル爆撃などは、むしろ普通のことなのだという気もしてしまいます。
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●(注1) “社会相対性理論”については、2021.02.19のブログ『社会相対性理論と達観力』をご覧ください。[→ https://bit.ly/3wVyQxX ]
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