共感工房 “ネタニヤフ氏は対ハマス戦術を間違えた”

◆ 同感です。

~~< 以下 引用 >~~   ■ イスラエルはハマスの罠にはまった...「3つの圧力」に追い込まれたネタニヤフ、ガザ戦争の出口は見えず ⇒ https://x.gd/UqUy5 ■


<ハマスを壊滅できると主張するイスラエル軍がガザ南部ラファへの突入を強行。それでも8カ月目に入った戦争は泥沼化する一方>


 パレスチナ自治区ガザの戦争は8カ月目に入ったが、出口は一向に見えない。

 イスラエルは、ハマスに捕らえられている残りの人質も救出できていない。昨年10月7日にハマスに拉致された約240人のうち、軍事作戦によって解放されたのはわずか3人。これ以外に、交渉やハマスの一方的な決定によって100人強が解放された。


◎ネタニヤフに3つの圧力

 戦争の引き金となった昨年10月の奇襲攻撃の狙いを、ハマスは明らかにしていない。だが、次の3点が推測できる。

 第1に、サウジアラビアとイスラエルが和平合意に達しつつあったなか、パレスチナの大義を中東の最優先課題に引き上げること。第2に、世界最大の「屋根のない監獄」と呼ばれるガザの惨状に世界の注目を集めること。そして第3に、イスラエルをあおって過剰な武力行使に駆り立て、国際社会からの非難を引き出すことだ。

 この理屈でいけば、イスラエルはハマスが仕掛けた罠にまんまとはまったことになる。

 ハマス壊滅の目標には程遠く、国際社会でイスラエル批判が高まるなか、ネタニヤフは3方向からの圧力によって窮地に追い込まれている。


◆ ハマスは海千山千の策士ぞろい。

 もともと、ハマスという集団は、イスラム原理主義組織“ムスリム同胞団“”を母体に、1987年にパレスチナ住民の間で広がった反イスラエル闘争を機に結成されたという。[ #イスラム原理主義 ]

~~~ マイクロソフトの“Copilot”によると ~~~

 当初は福祉活動を通じて貧困層や難民への支援を行い、その地位を確立しました。

 しかし、1987年の大規模な抵抗運動に参加したことで、武装組織としての顔も持つようになり、非道な自爆テロを繰り返すなど国際社会で問題視されるようになりました。

 その後、政治の場にも進出し、2006年の選挙で過半数の議席を獲得し、ガザ地区を実効支配するようになりました。

 ハマスは福祉団体、軍事組織、政党としての三つの顔を持ち、民衆からの支持を集めてきました。ハマスの成立と活動は、中東地域の複雑な歴史と政治的な背景に根ざしています。
~~~

 つまり、ハマスは、ビンラディン氏の“アルカイダ”などのような単純な構造のテロ組織とは違う


◆ 国際社会にもそれなりに認められている組織なのです。

 要するに、ネタニヤフ氏が対ハマス戦術を間違えた。[ #対ハマス戦術を間違えた ]

 こんな海千山千の用意周到な組織を相手に、単純で強引な軍事的作戦をやっても、勝ち目はない。中東全体を敵に回すことにもなる。そのうちにイランなども参戦するかも。


 ついでに指摘すれば、ハマスの兵士は全員が志願兵。しかも、宗教がらみの志願兵。

 彼らは徴兵で集められた兵士と違い、全員が“神風特攻隊”的な信念を持っている。つまり、彼らは、アラーのために死ねばアラーの神の元に行けると固く信じているらしい。[ #アラーの神 ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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