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題... 大切なのは“先手の管理”です

◆ 私も、そうなると思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ アングル:後手に回った緊急事態宣言、効果なければ政局の引き金に ⇒ http://bit.ly/3ohEc2J     菅義偉首相が検討を決めた対緊急事態宣言の再発出は、世論の目には小池百合子・東京都知事らに押し切られた形に映り、総選挙の時期が迫る与党内から不満の声が聞こえる。首都圏1都3県の飲食店に的を絞ったこのやり方で効果が出なければ、支持率はさらに下がり、ポスト菅をめぐる政局の引き金になるとの見方が出ている。     <4知事連名という構図>     <五輪開催可否が大きな要因に>     与党内ではポスト菅候補として、石破茂元幹事長や野田聖子幹事長代行、岸田文雄元政調会長、河野太郎行革相、茂木敏充外相などの名がすでに取りざたされている。


◆ “後手”どころか、菅首相のやることは、そもそもがなっていない。

 菅首相は、対策と言えるようなことは何もしていない。逆に、コロナ蔓延を煽るようなことばかり。その点では、トランプ氏と同じ。
 トランプ氏はマスクもしないで人ごみに行くことを奨励しましたが、菅首相はマスクこそしていましたが、GoTo云々で人混みに出かけることを煽りました。
 そのくせ、検査を徹底する類の“先手の管理”は、一部の専門家の屁理屈に押されてなおざりにしたまま。未だに、自由には検査も受けられないとは、どうかしている。[ #先手の管理 ]
 そして、その間、“経済も大切”などとトンチンカンな主張をして、旅行・観光・飲食業界だけを必要以上に保護しました。
 コロナで痛手を受けているのは、旅行・観光・飲食だけではない。日本中、世界中の、すべての人々が大きな痛手を受けているのです。


◆ 菅首相では、この事態に対処できません。

 菅首相は、現状を正しく把握できていないのだと思います。
 何かをやり遂げるには、“現状を正しく把握して、その中で突破口になる作戦”を構想することが大切。これは、コンサル業界では“バイブル”のような手順。[ #現状把握 ]
 まずは、コロナがどういう状況になっているのかを正しく把握するために検査を徹底するしかない。そして、状況が正しくわかれば、その蔓延を何とかして食い止める。
 その後で、着実な回復策を行うのがいい。それが正しい手順です。[ #正しい手順 ]
 その間にも、当然、困る人は出てくるはず。困る人が出ないやり方などはない。そんな人には、何かの補助金などで手当てするしかない。


◆ ちょっと蛇足までに。

 私は、なぜ、菅首相が、旅行・観光・飲食業界だけに固執するのか怪訝です。困っている人を助ける類の政策に真剣に反対する人はいないので、当たり障りのない人気取りのつもりか?
 私は天の邪鬼なので、菅首相の場合、たぶん、それは、安倍政権が掲げていた“インバウンド”政策の失敗が遠因になっていると想像しています。(→ 注1)
 この際、私は、“インバウンド”云々には直接かかわってこなかった人で、思い切ったこともできそうに見える河野太郎氏を推したいところです。
 還暦前の人でないと思い切ったことはできない。還暦を過ぎた頃には、好むと好まざるにかかわらず、人はそれなりに達観して“余生の生活”になるもの。[ #余生生活 ]
 思い切ったことをするのは疲れる。だから、自分の周りに当たり障りのなさそうなことをやるようになる。これは、私自身の経験則から来る教訓です。[ #教訓 ]

~~~~~

●(注1)  Go Toが安倍政権のインバウンド政策の失敗を取り繕う忖度だということについては、2020.11.19のブログ 『二兎を追う者は一兎をも得ず』をご覧ください。[→ https://bit.ly/2UM3eda

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