題... 自由と自己責任の国らしいデモ
◆ 良くも悪しくも、アメリカは自由の国ということなのでしょう。
~~< 以下 引用 >~~ ■ コロナ抗議デモ拡大、トランプが反抗をけしかけ「ミシガンを解放せよ」 ⇒ https://bit.ly/34OyxIC ■ <外出制限より仕事を返せと主張する命知らずの抗議デモが広がり始めた> アメリカの一部の州では、新型コロナウイルス感染抑止のための「自宅隔離」や「外出禁止」などの厳しい措置に対する抗議デモが広がっている。そしてドナルド・トランプ大統領がそれをけしかけている、とメリーランド州のラリー・ホーガン知事(共和党)は批判した。 一刻も早く感染抑止措置を解除しアメリカ経済を再起動したいトランプは17日、「ウイルスより失業が怖い」と、マスクも社会的距離を確保することもせずにデモを行う人々に対し、「ミネソタを解放しろ」、「ミシガンを解放しろ」、「バージニアを解放しろ」と連続で応援のツイートをした。 「多くの抗議デモが行われ、知事たちはうろたえただろう」と、トランプは後に語った。「他人にああしろこうしろと命令される必要がない人間もたくさんいるのだ」
◆ “他人にああしろこうしろと命令される必要がない人間もたくさんいるのだ”
まさに、自由の国らしい発想。頼もしいと言えば、頼もしい。[ #自由の国 ]
大統領がデモをけしかけるというのが、私には、もうひとつ理解できません。でも、これこそアメリカ的で、トランプ大統領らしい名言なのかも。
為政者たちにああしろこうしろと強要されると、私も、なぜか、反発したくなる。天の邪鬼とは、本来、そういうタイプの人なのだと思います。
“自分の都合でウイルス検査さえ制限しているのに、一方的にガマンしろと強要する”わが国の衛生当局に対して、天の邪鬼な私は、余計なことはするなと言いたくなります。
まさに、彼らは、“バカの壁”なのだと思います。[ #バカの壁 ]
◆ トランプ大統領のホンネは、“後のことは、自己責任で頼む”ということ。
アメリカは自由の国ですが、“自己責任”の国でもあります。実は、自己責任という考え方には、深い意味があるのです。(→ 注1)
自己責任という考え方は、日本で“金融ビッグバン”が叫ばれていた頃から、日本でも盛んに使われ始めた考え方で、アメリカ発の考え方なのです。[ #自己責任 ]
私は、それまであまりなじみのなかった概念だったので、そちら方面に詳しい友人などのコネを総動員し、詳しく調べました。そして、自己責任の本当の意味が分かりました。
つまり、“自己責任”とは、英語の“responsibility”を訳したことばで、“約束に対する回答”というのが本来の意味です。
契約社会の欧米では、相手が約束を履行しなければ、こちらもそれを守る必要はないという意味を含んでいます。欧米は、最終的には自己責任の価値観の国なのです。
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●(注1) 自己責任の意味や意義などについては、2006.1.31のブログ 『自己責任の深い意味』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2qHyCdL ]
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