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題... すべてはアメリカの達観力次第だと思います
◆ 懸念はわかりますが、それをプーチン大統領に訴えるのは筋違いの気もしますが …
~~< 以下 引用 >~~ ■「ウクライナの港封鎖で数百万人が死ぬ」 WFP事務局長がプーチン大統領に訴え ⇒ https://bit.ly/3wbL8ou ■
国連世界食糧計画(WFP)事務局長のデービッド・ビーズリー氏はロシアのプーチン大統領に対し、世界的な惨事が起こる前にウクライナの黒海の港を開放するよう訴えている。
世界の穀倉地帯として知られるウクライナからの重要な農産物の輸送は、オデーサ港と近隣の港がロシアによって封鎖されているため滞っている。
米サウスカロライナ州元知事のビーズリー氏は、今後60日以内に港を再開しなければ、農業中心のウクライナ経済が崩壊すると警告した。
◆ プーチン大統領は、対ウクライナ作戦を短期決戦型の作戦から長期戦に戦略変更したところ。
爆弾やミサイルなどの圧倒的火力で一気に叩く短期決戦なら、ロシアのウクライナ侵攻作戦は成功したと思います。[ #短期決戦なら成功した ]
でも、ロシアにはそれだけの軍事力はなかったことが、この2カ月の様子を見ていてはっきりしました。戦車戦などのひと昔前の戦術を選択しているようではダメでしょう。
ロシアも、自身の作戦が適切ではなかったと悟りました。ウクライナに時間的なゆとりを与えた結果、ウクライナは巧みなネット演出で、米英などから武器の支援を取り込みました。
そうなると、盲目的でがむしゃらな進軍によって兵士の損害を増やすのは、ロシアにとっても具合が悪い。そんなやり方では、ロシアの国内世論がもたない。
ロシアとしては、何とかして、長期戦型の作戦に鞍替えする必要があります。私は、長期戦の典型的なやり方は“兵糧攻め”だと思います。[ #長期戦なら兵糧攻め ]
◆ もはや、ウクライナ戦争は、ロシアとウクライナの戦争というよりはロシアとアメリカやNATO諸国との戦争になってしまった様相。
ロシアは、米英主導の世界中からの過酷な“経済制裁”を受けて経済が行き詰っている。経済制裁は短期的な効果は小さくても、徐々に効いてくる。[ #経済制裁 ]
アメリカにとっては、これは、“花見コウ”なのです。花見コウは囲碁の用語ですが、負けても大した実害はないが勝てば大きな成果が出る“コウ争い”いのこと。[ #花見コウ ]
この際、ロシアも、時間はかかっても、ウクライナ経済に的を絞るのも悪い作戦ではない。それなら、ウクライナ経済の屋台骨である穀物輸出を封鎖してしまうのがいい。
アメリカやNATO諸国も、自分の都合や先入観を捨てて、ロシアのウクライナ侵攻がなぜ起きたのかを冷静に分析することも大切です。
すべては、アメリカの“達観力”にかかっていると思います。[ #アメリカの達観力 ]
国連世界食糧計画事務局長の懸念は良くわかりますが、アメリカやNATO諸国がウクライナを過度に支援するのをやめない限り、プーチン大統領に聞く耳はないと思います。
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