共感工房 “アメリカの勝手な屁理屈”
◆ 終末時計が1秒進められました。
~~< 以下 引用 >~~ ■ 人類滅亡まで「あと89秒」=核危機、史上最も危険―米誌 ⇒ https://is.gd/3UH6Ex ■
米科学誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」は28日、世界の終わりまでの猶予時間を象徴的に表す「終末時計」の針について、人類滅亡を示す午前0時まで「あと89秒」に設定した。昨年の90秒から1秒進み、これまでで最も破滅に近づいた。
同誌は声明で「明白な危険の兆候があるにもかかわらず、世界の指導者と社会は軌道修正のための行動を起こさなかった」と指摘。特に核戦争のリスクに警鐘を鳴らした。
声明はロシアのウクライナ侵攻などが偶発的に核戦争に発展する可能性を懸念。核兵器を多く保有する米国、ロシア、中国には「世界を危機から救う最大の責任がある」と述べ、回避に向けた対話の開始を訴えた。
◆ 私は、むしろ、アメリカに最大の責任があると考えています。
アメリカは、これまでも、偶発的と言うより、周到に実験を繰り返して準備した核兵器を日本に使ったことがあります。
つまり、アメリカは、戦争に勝つために自分に都合のいい理屈を並べ立てて強引にことを進める国です。私も、そんな面では、アメリカの態度にはガマンできません。
今回のロシアーウクライナ戦争でも、アメリカは宿敵ロシアを打ち負かすために周到な圧力をかけてきました。それは、ロシアから見れば“アメリカの勝手な屁理屈”なのです。[ #勝手な屁理屈 ]
私は、ロシアが勝利してもウクライナが勝利しても、今の時代、世界に対して“ドミノ理論”的な大きな影響はないと考えています。プーチン氏もそれほどバカではない。
ならば、アメリカも余計なことはせず、勝手にやらせておけばいい。でも、アメリカはロシアの台頭を何とか食い止めたいと必死。余計なことばかりする。
◆ ちなみに、ロシアのプーチン氏は、この戦争は、ウクライナがアメリカの代理としてロシアに歯向かっている戦争だと位置づけていると思います。
そして、ロシアも、ガマンの限界が近づいていると感じます。実は、この戦争は、アメリカの不要な支援がなかったら、簡単に片付いていた戦争でした。[ #ガマンの限界 ]
ついでに指摘しておけば、ロシアはアメリカ以上の核兵器を所有している国。それなのに、ロシアは核兵器をまだ現実には使ったことはない。
私は、ロシアのホンネは、使ったことがない核兵器を、この際ぜひ使ってみたいとウズウズしていると想像しています。
そんな背景があるので、“終末時計”が1秒進められたのだと思います。[ #終末時計 ]
[ #コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房 ]