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題... リモート勤務にも向き不向きがある

◆ 要は、どんな業務なのかで、向き不向きがあるということだと思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ アップルのクックCEO、リモート勤務に感心-恒久的な変化見込む ⇒ https://bit.ly/2FHS59F     米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、リモート勤務従業員の仕事ぶりに感心し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が収束した後も新たな勤務態勢の一部は継続するとみている。   一方で動画配信サービス、米ネットフリックスのリード・ヘイスティングス共同CEOはリモート勤務は「純粋に悪い」と述べており、大手米銀JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOも、長引く在宅勤務で経済・社会的なダメージが広がっていると指摘する。


◆ 私らコンサルの仕事の場合、リモート勤務も可能なことも多いと思います。[ #リモート勤務 ]

 コンサルは、何かを調べたり書いたりする類の仕事も多く、そんな仕事ならネットを上手に活用すれば効率的にこなすこともできそうです。
 そんな仕事でも、たまに打ち合わせとか会議なども必要になりますが、そんな場合も、最近ではリモート会議システム的なソフトも豊富なので、問題はない。
 でも、工場の現場部門などをコンサルする場合は、リモートではやれません。現場を自分の目で見て、現場の人たちと対面することが何よりも大切なのです。
 だから、たとえば、伝説的な経営者の“本田宗一郎”氏などは、暇さえあれば、ブラッと工場現場を見て回ったそうです。あくまでも、“ブラッと”行くことが大切
 そうしないと、真の現場の様子がわからない。“みんな、上手に見せてしまう”ことも多く、その方が、みんなにとっては都合がいい。でも、会社には都合が悪い。


◆ 私は、リモート勤務は馴染めないと思います。

 私の経験では、リモート勤務は、なぜか、イライラしました。[ #イライラする ]
 東京のコンサル企業でコンサルをしていた若い頃、あるコンピュータの大手企業から本の執筆を依頼されました。
 オフコンなどの営業マンに配り、彼らを教育するための “管理がわかる読みもの的な啓蒙書”のような本の執筆でした。要は、“ゴーストライター”。[ #ゴーストライター ]
 全部で4部作。確か、“経営管理”“財務管理”“人事労務管理”“販売管理”でした。原稿料は全部で1千万円近くで、納期は3~4か月ほど。かなり、儲かる仕事。
 私の担当は、得意でもない“販売管理”。まぁ、コンサルの場合、得意ではなくても、どんなことでも何とかこなせるだけのスキルはある。“ごまかし上手”
 でも、他の一般的コンサル業務をこなしながらの執筆で、思っていた以上にはかどりませんでした。2か月ほどが過ぎても、完成が見えない。
 社長も“経営管理”の執筆を担当し、思うように書けなくてあわてたのだと思います。このままでは、納期に間に合わない。自宅に籠って執筆せよとのお達し。[ #自宅に籠れ ]
 今でいう、リモート勤務。でも、手書き原稿でネットもない時代で、私は、自宅では書けませんでした。私は、籠って書くのは苦手です。


◆ 小説家などは純粋に“創作”なので、そんなやり方も上手だと思います。

 なぜかと言えば、小説家などは、自分の好きなように物語を作れます。あらすじ構想が頭に出来あがれば、あとは、それこそ寝食を忘れるほどに筆が進むと思います。
 ならば、自宅やホテルなど籠って集中的に書きあげた方が、むしろいいのかも? 余計な雑音などない方が書きやすいのだと思います。
 でも、コンサルなどが執筆を頼まれる場合は、与えられたテーマがある。それに沿った内容でないと意味がなく、自宅に籠ってもイライラするだけで筆は進まない(→ 注1)
 私の場合、仲間との何気ない無駄話をしながらの方が、刺激になって筆が進む。
 要するに、通り一遍の“最善策”など、現実にはないということ。おかれた状況に応じ、自分にふさわしい“工夫”をすることが何よりも大切だと思います。[ #最善策 ]

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●(注1)  リモート勤務の課題などについては、2020.09.04のブログ 『テレワーク症候群の時代になるかも』をご覧ください。[→ https://bit.ly/35RqhKp

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