題... 日産はルノーと縁を切ればいい
◆ 私も、そんな戦略が日産にとって良いと思います。
~~< 以下 引用 >~~ ■ 日産、ルノーとの提携解消視野か ゴーン被告逃亡が影響―英紙報道 ⇒ http://bit.ly/35PBFTx ■ 13日付の英紙フィナンシャル・タイムズは、日産自動車がフランス自動車大手ルノーとの将来の提携解消に備え、秘密の対応計画を検討していると報じた。前会長カルロス・ゴーン被告の日本からの逃亡後に検討を加速させているという。 同紙によると、計画には技術・生産面での完全な分離や日産取締役会の刷新などが含まれている。
◆ 日産とルノーが提携した時、私は、“なぜ?”と思いました。
技術志向の私から見れば、ルノーは日産よりも“格下”の会社。ルノーには目立っていい車と言えるほどの車もないし、ルノーに技術開発力があるとも思えません。[ #格下 ]
日産が技術力もあるベンツやフォルクスワーゲンなどと提携するのならメリットは大きいと思いましたが、ルノーなどの二流メーカーと提携しても、日産にメリットは少ない。
私は、おそらく、ルノーに取り込まれたゴーン被告の画策などによって、そんな日産に損になるような提携になったのだろうと想像していました。
私は、そういう意味で、ゴーン被告という人はとんでもない人だと感じていました。
ゴーン被告は、日産という技術力や開発力のある企業を手土産に、自分が幼少期を過ごして国籍も持っている“フランスに錦を飾る”くらいのつもりだったと思います。[ #手土産 ]
◆ なので、もし、ファイナンシャル・タイムズの記事が事実なら、日産の株主には朗報と言えると思います。
私は、今も、“技術の日産”という視点で日産という企業を見ています。
ハイブリッド技術では日産はトヨタやホンダに遅れましたが、電気自動車では最先端。私は、これからは電気自動車の時代と考えているので、日産に期待していました。
日産は、“プリンス自動車”との合併などによって社内の権力構造が単純ではない面などもあり、何かをやろうとしても一筋縄にはいかない企業なのでしょう。[ #権力構造 ]
でも、日産にとっては“お荷物”でしかないルノーと提携解消は良いことだと思います。