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題... 先手の管理をしていたドイツシステム

◆ やはり、当面は、人工呼吸器の充実が、死亡者を減らすことにつながっているようです。

~~< 以下 引用 >~~   ■ ドイツ、生死分ける人工呼吸器 2週間以内に重症者急増の予測も ⇒ https://bit.ly/2UCIsMG     ドイツでは新型コロナウイルス感染者が3万人を超す一方、死者は約150人と周辺国より圧倒的に少ない。状況に詳しい同国の医師が24日、共同通信に、医療機関が多数の人工呼吸器を備えていることが死者抑制に決定的な役割を果たしたと述べた。


◆ ドイツは、何につけても“ソツがない”。“先手の管理”の大切さを知っている。

 私は、コロナ騒動で、ドイツは感染者数は多いのに、あれほどの低い死亡率に抑えられているのを不思議に思っていました。やはり、しっかりした裏付けもあったのですね。
 無症状感染者や軽症者も早期に発見できるようにウイルス検査を徹底し、重症者は、即、人工呼吸器などを備えた近代的な施設に収容するしくみにしていたようです。
 確かに、それなら、状況を“先手の管理”で掌握できる。収容者があふれたら、軽症者は急ごしらえの“野戦病院”的な施設に収容するなどのこともできる。[ #先手の管理 ]
 そんなやり方なら、“医療崩壊”などにもなりにくい。さすがは、ドイツという印象。
 一方、日本のような“医療崩壊”を防ぐため云々との屁理屈でしっかりした検査態勢にしないのは、工場管理では“後手の管理”と言われ、問題解決が遅れる。[ #後手の管理 ]
 検査をしないなどという後ろ向きな発想では、真の問題が隠れてしまうことになる。こんな場合の真の問題は、“新しい感染者を食い止める”ということに尽きる


◆ アメリカも、コロナ騒動に対する“ドイツシステム”の有効性にいち早く気づいたようです。

 大金を投じて、人工呼吸器などの緊急大増産を、専門企業に依頼したらしい
~~< 以下 引用 >~~[→ https://s.nikkei.com/3dvd37C (旭化成、米で人工呼吸器25倍増産 新型コロナで不足懸念)]     旭化成は25日、米国の医療機器子会社を通じて人工呼吸器を増産すると発表した。早期に月産量を現状比25倍の1万台に増やす。米国では新型コロナウイルス感染者の拡大を受けて人工呼吸器が不足するとの懸念が広がっている。米政府の要請もあり、生産を増やして病院に迅速に届ける必要性が高いと判断した。   医療機器子会社のゾール・メディカル(マサチューセッツ州)が生産する。地元部品メーカーに供給増を求め、必要量の調達にめどがついた。ゾールは自動体外式除細動器(AED)の生産ラインを一部人工呼吸器向けに転用する。
 アメリカもにくいが、それにしても、一挙に25倍の生産というのは、すごい。
 こんなのが、いわゆる“特需”なのですね。企業としても、自分も儲かるわけだから、一も二もなく協力してくれます。[ #特需 ]
 政府には恩を売って、自分も儲かる。“一石二鳥”とはこのこと。[ #一石二鳥 ]


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