題... そんな取り組みこそが大切です
◆ 早急にそんな取り組みをはじめてもらいたい。
~~< 以下 引用 >~~ ■ 新型コロナ感染検査強化 都内にPCRセンター47か所設置へ ⇒ https://bit.ly/2VM6Tbl ■ 東京都医師会はPCR検査の態勢を強化しようと、検体を採取する場として新たに「PCRセンター」を医師会のある都内47か所に設置する方向で検討していることが分かりました。 PCRセンターは各自治体と地元の医師会が中心となって立ち上げます。 患者は、掛かりつけ医を受診して感染の疑いがあると判断された場合にPCRセンターを訪れ、検体を採取されます。 PCRセンターには地元の開業医などが交代で勤務し、検体の採取に当たります。 そして、採取された検体は民間の検査機関に送られ、結果は掛かりつけ医を通じて患者に伝えられるということです。
◆ 医師たちも、真の“医療崩壊”の怖さがわかってきたということでしょう。
私が気になっていた“医療崩壊”は、コロナ重症者の治療が満足にできなくなる類のことではない。それはそれで大切なので、できるだけの対応をしてやるのは当然のこと。
でも、私が懸念していたのは、それではない。感染者が一般病院に行って感染を広めてしまうこと。私は、そんな人たちのことを“ステルス感染者”と呼んでいます。(→ 注1)
“ステルス戦闘機”は、レーダーにうつらない戦闘機の代名詞。ステルス感染者とは、検査に引っかかっていないコロナウイルスの感染者のこと。[ #ステルス感染者 ]
検査態勢をしっかり準備しておけば、ステルス感染者の多くも発見できる。
◆ 大型クラスターの多くは、実は、そんなケースなのです。
感染症専門病院内での感染は、一定程度は出てくると思います。それは、きちんとした防衛態勢をとっていれば、それなりに防ぐこともできます。
でも、そうではない一般病院に感染者が来れば、感染は、アッと言う間に広がります。つまり、“院内感染”。そして、現実に、そうなってしまっています。[ #院内感染 ]
そして、その病院の職員や入院患者も大勢が感染し、1か月ほどはまともな診療ができなくなります。一般病院は、感染力の強い感染症への備えはない。そうなってしまうのも当然。
それは、一般の医院も同じ。院内感染が怖くて、みんな、掛かりつけのホームドクターに薬をもらいに行くのもはばかられる始末です。
最近は、救急車で運ばれてきた緊急の病人がコロナが怖くて受け入れてくれる病院がなくて困っているとか。こんな状況が、私が懸念していた医療崩壊なのです。
◆ おかしいと思った人は保健所の相談センターに連絡して4~5日様子を見ろでは、具合が悪い。
まぁ、日本人はお人よしが多いので、大部分の人は言うことを聞いてくれるとは思います。でも、私のような天の邪鬼は、そうでもない。
あらゆるコネを総動員し、ウソをついてでも、できるだけ早く検査してもらうことを考える。そして、もし感染でもしていたら、即、入院治療してもらいたい。
たとえば治療薬として有望視されている“アビガン”など、早いほど効き目があるとか。薬とは、そういうもの。重症化してからでは、何をしても効果は薄い。[ #早期治療 ]
それに、コロナに感染して自宅で療養したら、ほぼ確実に家庭内感染する。それは、国民のみんなが良く知っています。一家全滅では、いかにも具合が悪い。
多くの医師が、やっと、そこに気づいてくれたのだと思います。“善は急げ”。福岡県でも東京の医師たちがやろうとしていることをやってもらいたい。
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●(注1) ステルス感染者のことについては、2020.4.6のコラム『今年は異常な“墓まつり”になっていました』をご覧ください。[→ https://bit.ly/3abGHvS ]