天の邪鬼’ @ことの本質に正々堂々と対応することが大切
◆ 同感です。
~~< 以下 引用 >~~ ■ 民進・野田佳彦幹事長が菅義偉官房長官を批判「人格攻撃は間違い」 ⇒ http://bit.ly/2qp43vG ■ 民進党の野田佳彦幹事長は28日、千葉県船橋市で講演し、学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画に関する記録文書をめぐる菅義偉官房長官の対応を批判した。「人格攻撃をするのが官房長官の仕事か。間違っている。大事なことは文書が本物なのかどうかのファクトだ」と述べた。
◆ そもそも、“英雄色を好む”というもの。
“出会い系バー”に出入りしていた云々というのは、どうでもいいこと。事実としても、その人は“色事”が好きだというだけのこと。
バーの料金を踏み倒したり暴力沙汰を起こしたなどなら別ですが、そうでもない。そのこと自体を個人的に嫌って上司として注意するのは良しとして、大げさに批判する筋合いのことでもありません。
昔から“英雄色を好む”ということわざもある。色事は、人間の本質にかかわる現象なのです。私は、本能に正直な人は人間的で嫌いではありません。[#英雄色を好む]
お役人に“英雄”は必要ないかもしれませんが、そんな人がいるのも悪くはない。
◆ 一人前の男になるには、飲む・うつ・買う”の三つの男の修行が大切。
私は、“男は、飲む・うつ・買う”の三つの修行を若いうちにそれなりにやって、できれば“卒業”しておくべきというのが持論。(→ 注1)
そうすることで、ものの考え方や身のこなし方に“幅やゆとり”のようなものができると思っています。要するに、人としての“奥深さ”を身に着けられるのではないでしょうかね。[#奥深さ]
前川さんなる前文科省事務次官は、東大から官僚というガリ勉秀才タイプの典型のような人。若いうちはガリ勉に忙しくて、そんな修行をする精神的なゆとりがなかったのでしょう。
それが、ある日、いかにも人間的なことに目覚めた。私が小説家なら、そのあたりのことを詳細に取材し、ドキュメンタリー小説にまとめたいほど興味深い人。
◆ 必要以上にそこにこだわると、ことの本質を見のがしてしまいます。
菅義偉官房長官は、そこしか前川さんの“攻めどころ”を思いつかなかったのでしょう。話をすり替える“偽善者”の常套手段で、器が小さい男の典型のような人。
前川さんのような人を“軽蔑”するのは、自由。でも、男なら、そんなことはとりあえず横に置いて、正々堂々とことの本質に対応してもらいたいもの。[#ことの本質]
相手は国会の証人喚問にも応じる覚悟を決めているのに、それにも応じられないとなると、逆に、前川さんが言っていることはすべて正しいと認めたことになりますよね。
もちろん、私は、正しいと思っています。失うものがなくなった人は、強い。その点では、森友学園の前理事長の籠池さんと相通じるものがあります。
籠池さんは補助金詐欺などの犯罪を犯していた弱みもありますが、前川さんは犯罪行為の弱みがないので、手ごわい。人格攻撃しかできないは、そんな所以だと思います。
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●(注1) 男の修行のことについては、2016.12.4のブログ 『最近は性の問題も大っぴらなのですね』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2s4IxtE]
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