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題... 安倍晋三氏の国葬は無事に終わりました

◆ ただし、岸田首相の目論見は失敗しました。

 国民の多くが反対する中、岸田首相が内閣のイベントとしての“国葬儀”を強引にやったのは、“弔問外交”をしたかったからだと思います。[ #国葬儀 ]

 ところが、主要国から現役首脳が来てくれたのは、インドとオーストラリアくらいで、G7からは誰も来てくれませんでした。

 まぁ、ロシア-ウクライナ戦争で各国ともにインフレ対応に忙しい中、わざわざ日本に行く気になる人は少ないとは思いますが、せめて2カ国くらいは来てもらいたい。

 そうしないと、国際的に格好がつかないし、弔問外交にもなりません。いったい、岸田首相は、誰とどんな弔問外交をしたのですかね?

 運も悪かった。エリザベス女王の国葬とバッティングしてしまいました。各国首脳も、国葬をハシゴするわけにもいかないし、どちらか一つならエリザベス女王の方に行く。[ #バッティング ]


◆ 私が国葬儀で感じた印象は、“アベノミクス”が安倍晋三氏の主要実績として演出されていたこと。これは、大きな的ハズレ。

 岸田首相は、自民党総裁選の時からアベノミクスを評価していて、私はそれが気がかりでした。岸田首相は、今も、アベノミクスを信奉しているようです。

 アベノミクスとは、単なることばの遊び。その実態は“金融バブル”の演出でした。[ #金融バブル ]

 アベノミクスの核になるはずの“成長戦略”は何もしない。日銀を使って“大胆な金融政策”にうつつを抜かすだけ。もちろん、“機動的な財政政策”でフォローしました。

 おかげで、ロシア-ウクライナ戦争のあおりで世界中のインフレが深刻化して、各国が金利を上げる中でも日銀は金利を上げることができずに円の価値は急降下しています。

 今となっては、アベノミクスはすべてがマイナスに作用しているのです。

 円の価値が下がれは、成熟国で輸入経済の比重が高い日本は大変なことになります。岸田首相は、そんなことも理解していないようです。

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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