天眼流’時事放談 @行政の私物化は許し難いことだと思います


◆ まぁ、そんなところでしょう。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 野党の審議拒否は若者に支持されるか 世論調査に現れた世代ギャップ ⇒ http://bit.ly/2jifHTq     産経新聞とフジニュースネットワーク(FNN)が4月21、22両日に実施した合同世論調査で、一連のセクハラ問題に関して麻生氏が辞任すべきかと尋ねたところ、「辞任の必要はない」が49・8%となり、「辞任すべきだ」の45・6%を上回った。   大差がついたわけではないが、年代別に分析すると興味深い傾向があらわになる。若年層(18、19歳と20代)では「辞任の必要はない」が71・7%と多数を占め、「辞任すべきだ」は26・8%止まり。逆に高齢層(60歳以上)では「辞任すべきだ」が58・4%で、「辞任の必要はない」が35・5%だった。


◆ 若者はドライ。世間に毒されていないので、既存の価値観に拘わりません。

 若者の多くが、セクハラ問題は、あくまでも財務事務次官氏の個人的問題ととらえているのでしょう。私でさえそう思うほどだから、若者ならなおさらのこと。
 野党も、セクハラ云々はサラッと流す程度でいい。事務次官氏は辞任しました。この種の問題の再発防止策をとることは大切ですが、それは何も財務省だけに限りません。
 わざとらしく“任命責任”云々をもち出して、財務相や首相に責任転嫁する必要もない“筋違い”。若者は、そこらあたりのウザさを敏感に感じるのだと思います。[#筋違い]
 そんな、何でもかんでも一緒くたで“ともかく反対”にしてしまうから、野党も、もうひとつ信頼されないし支持もされないのだと思います。
 若者は、一般に、正義感が強く感性も鋭い。敏感です。蛇足ですが、子どもはもっと鋭い。ただし、子どもに聞いても、セクハラ自体が理解できていないから聞いても無駄。


◆ セクハラ云々については、野党の政局戦術のミスの感じです。

 セクハラ云々を政局戦術の中心に据えるのは、不適切。それより、森友・加計騒動を重視し、安倍政権が“行政を私物化”していることを徹底的に追及すべき。[#行政の私物化]
 森友・加計騒動の本質は、安倍首相と夫人も含めた取り巻きが政治行政を私物化したのが発端。行政は、“公平・公正”が絶対的な基本。安倍首相はそれを犯しました。“新文書”も次々に出てきています。
 加計騒動に関する新文書のことなどについては、[前川喜平・前文科事務次官が語る「加計問題に安倍総理が積極的関与」の“動かぬ証拠”http://bit.ly/2KqW47J ]を参照ください。
 それらは“教育利権”そのもので、利権は、国民が最も嫌うこと。その点を中心に追及すれば、安倍首相と麻生財務相を退任させる動きはもっと盛り上がるはず。[#教育利権]
 国民が“安倍政権を倒せ”とデモまでやる様子を見れば、そんなことはすぐわかります。国民は、森友・加計騒動の真相究明や原発反対の声をあげています。


◆ 行政の私物化も、安倍首相ひとりでは不可能です。

 安倍首相が周りの人々を自分の方に引き入れたということでしょう。安倍首相のすごいところは、上手に周りの人を巻き込んで“搦め手作戦”で手なずけるところ。
 極めつけは、生真面目な官僚タイプの加戸前愛媛県知事の取り込み。国会でも証言させた。あれは、政権側の“印象操作”でした。あの国会証言で、世論も、政権側に少し流れが変わりました。[#印象操作]
 もしかしたら、安倍首相周辺の人も、自分が良くないことに巻き込まれてしまっているのに気づいていないのかもしれません。あるいは、気づかないフリをしているのか?
 ともかく、私は、安倍首相のそんな偽善者的なところが大嫌いなのです。


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