共感工房 “核廃絶への国際理解広めた日本被団協”
◆ 大変な取り組みなのですね。
~~< 以下 引用 >~~ ■ 「核廃絶への国際理解広めた」 ノーベル平和賞決定の日本被団協―ICAN川崎氏らに聞く ⇒ https://x.gd/V3wfw ■
被爆者でつくる唯一の全国組織、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)へのノーベル平和賞授賞が決定してから11日で1カ月となる。日本被団協と共に核兵器廃絶を目指してきた人らに功績や意義を聞いた。
「自身の体験を繰り返し証言し、最も説得力を持って『核兵器は廃絶しなければならない』ということへの国際的な理解を広めてきた」。2017年にノーベル平和賞を受賞した核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の川崎哲・国際運営委員(55)は、日本被団協が果たしてきた役割をこう説明する。
川崎氏は1998年ごろから、被団協の役員が国際会議で証言する際などに協働してきた。「あらゆる核に関する会議で、相手が保有国代表でも臆せずに必ず発言してきた。草の根の証言活動の重要性が授賞理由の核にある」と話す。
川崎氏は、被団協と共に12月に同国の首都オスロで行われる授賞式に参加する。「改めて核の非人道性を伝え、核兵器禁止条約への参加国を拡大していきたい。日本政府に対しても、少なくとも批准を目指す方向に持って行く」と力を込めた。
◆ 日本が核兵器禁止条約に参加していないというのは、私は知りませんでした。
アメリカの蛮行で、日本は核兵器の犠牲になってしまいました。日本は世界で唯一の核被爆国。
アメリカは早く戦争を終わらせたくて日本に対し核兵器を使ったのでしょうが、正直、核兵器の長期的な影響を知らなかったのだと思います。“無知”だったのです。[ #無知 ]
昔の戦いは、人対人が単純な武器などで相対して戦ったもの。相手が死んだり大けがをして戦えなくなれば勝負はそこで終わりました。
でも、核兵器を使うと戦っている本人だけでなく、必然的に周りも巻き込まれます。しかも、世代を超えて障害が残ります。[ #世代を超えた障害 ]
◆ 長期的に悪影響を及ぼす兵器を使うという発想は、戦いにおいては“禁じ手”です。
そんな武器を使うのは、人間業ではない。そういう意味では、ベトナム戦争でアメリカが使った化学兵器の“枯葉剤”も同じ。
アメリカの武器業者は、どんどん新しい武器を開発し、実際に使用する。武器商売は、儲かるからだと思います。
世界から批判されるのはイスラエルもわかっていると思いますが、それでもイスラエルがパレスチナへの執拗な攻撃をやめないのは、イスラエルが核兵器を所有しているから。
逆に、イランが核兵器所有に固執するのも、イスラエルが核兵器を持っているのに因縁の敵対国である自分がもっていないのは、不安で仕方がないからと思います。[ #核兵器を所有すれば心強い ]
ならば、核兵器所有国に一斉に核兵器を廃棄させれば問題はないはずですが、そう単純にいかないのが世の中なのですね。世界平和は課題が山積しています。