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題... なぜ歯止め対策をしないのですか

◆ モタモタしましたが、やはり、発令されました。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 4都府県に緊急事態宣言 菅首相「短期集中で感染抑止」―25日から来月11日まで ⇒ https://bit.ly/32EaSuc     政府は23日、新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・菅義偉首相)の会合を開き、感染再拡大が続く東京、大阪、京都、兵庫の4都府県に対し、特別措置法に基づく緊急事態宣言の発令を決めた。   商業施設や酒類を提供する飲食店に休業を要請する一方、影響を受ける事業者に資金繰りなどの支援を行う。期間は大型連休を含む今月25日から5月11日まで。


◆ まぁ、仕方がないでしょう。

 東京や大阪だけではなく全国各地でコロナ感染者が急増しているように見えるので、何もしないわけにはいきません。しかも、最近は、いわゆる“市中感染”が多い。
 となると、“人流”を抑えるしか策はなさそう。コロナウイルスは“人から人にうつる”。ならば、人の接触さえ減らせれば感染は減らせる。[ #人流抑制 ]
 そう考えるのは一理ある。しかし、これには、大きな弱点があります。この種の対策では、“一時的な効果”にしかなりません。[ #一時的効果 ]
 永久に緊急事態宣言を出したままというわけにはいかないから、いずれは解除される。解除されれば、また“元の木阿弥”でコロナ感染者は増える。[ #元の木阿弥 ]
 “喉元過ぎれば熱さを忘れる”のが世の常なのです。しばらくすれば、また増え始める。結果は“もぐらたたき”で、同じことが繰り返される
 それに、コロナウイルスは原始的な生きもので、本能的に自分たちの生き残りに都合がいいように“自らを進化させる能力”を備えている。それが“変異株”です。


◆ 緊急事態宣言などと同時に“歯止め対策”をしないから、そうなるのです。

 工場のQC活動などでは、トラブル防止の“歯止め対策”が強調される。同じ失敗を繰り返さないように、絶対的な“歯止め”をかけてしまうのです。[ #歯止め対策 ]
 今回のコロナ騒動で言えば、その歯止めになるのは“ワクチン”と“検査”
 徹底的な検査を実施し、コロナ感染者を早期発見し、適切な隔離を実施すれば感染者の急増は防げる。世界中がそんなやり方をしています。[ #徹底的な検査 ]
 そして、それで時間を稼ぎ、その間に有効なワクチンを開発すれば、コロナは撲滅できます。世界は、そんなシナリオでコロナに対応しています。[ #ワクチン接種 ]
 日本だけがそうしていない。検査させないし、ワクチン開発も順調ではない。私流に見れば、日本のやり方はバカげている。少なくとも、政府は自分の役割を果たせていない

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