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題... 兵器にも賞味期限のようなものがある
◆ アメリカの兵器産業にとっては“渡りに船”なのです。
~~< 以下 引用 >~~ ■ウクライナ兵器支援、米国内の在庫払底に危機感 ジャベリンはすでに3分の1失う ⇒ https://bit.ly/36S6A8c ■
<大量の兵器パッケージを送付しウクライナ戦線を支えるアメリカだが、本国の在庫も無尽蔵ではない。続ければ自国の有事対応に支障が出るとして、軍事計画者たちは神経を尖らせはじめた>
米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS、以下「戦略研」)は4月中旬のツイートで、「アメリカはウクライナに対し数千というジャベリンを提供してきたが、アメリカの在庫は減少傾向にある」と述べ、在庫状況への危機感を示した。
●在庫の3分の1が消えた
米陸軍の予算レポートによると、ジャベリンの生産が始まった1994年以来、累計3万7739発が生産されている。ただし米軍は毎年、演習により在庫の一部を消費している。その推定数を差し引くと、ウクライナ提供前時点での在庫は2万から2万5000発ほどだと氏は見積もる。すでに提供された7000発により、在庫の3分の1前後が消えた計算だ。
●神経尖らせる米軍事プランナーたち
レポートを受け、豪ニュースサイトの『news.com.au』は、「アメリカでウクライナ向けの武器が枯渇する可能性がある」「ウクライナのロシアに対する戦争に関し、大きな問題が生じている」と報じた。
●生産急ぎたいが......
戦略研のツイートに対してあるユーザーは、「では、我々は何のために在庫を確保するのか? ロシアがどこかを侵略するのに備えて? ロシア兵を討つため、在庫すべてをウクライナに提供するよりほかに、優れた使い道はない」と指摘した。
●国防生産法の発動が議論される
米軍にとってジャベリンはすでに最新鋭の兵器とはいい難く、新たな生産設備への投資に見合わないとの議論もある。
◆ 旧式の兵器は早く使っておかないと、更新できない。
ウクライナ戦争で脚光を浴びている対戦車兵器ジャベリンも、30年前の兵器。当然、新型のものも出てきているはず。古いのは早く使っておかないと使えなくなる。
今回のロシアーウクライナ戦争は、ロシア軍の事情でひと昔前の“戦車戦”の様相になっているので、ジャベリンの“在庫処分”にうってつけだったようです。
軍の兵器担当者は“備蓄”が減って心配しているのでしょうが、兵器産業にとってはちょうどいい機会になったようです。大っぴらに、新型兵器に更新することができます。[ #兵器の更新 ]
ちなみに、ジャベリンは、1発が約20万ドルとか。20万ドルは安くはない。使わなかったので廃棄処分にするというというわけにもいかないと思います。
イラク戦争もそうでしたが、兵器産業にとっては、少なくとも10年に一度程度はこの種の大規模紛争が不可欠なのです。さもないと時代遅れの兵器の更新ができません。[ #大規模紛争が不可欠 ]
わが国は、朝鮮戦争のさまざまな“特需”のおかげで、いち早く、戦後復興が可能になりました。戦争には、そんな経済面の都合もある現実を忘れてはいけません。
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