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題... エネルギー技術の大革新です

◆ 革新的な技術を実用化するには、15~20年はかかるものですね。

~~< 以下 引用 >~~   ■「日本を産油国に」と宣言して顰蹙かった藻類バイオマスエネルギー 今、再び注目される3つの理由 ⇒ https://bit.ly/3K28QrV ■

 脱炭素社会の実現のために、藻類バイオマス燃料が再び注目を集め始めている。そのうえロシアのウクライナ侵攻による深刻なエネルギー危機で、その存在感はさらに強くなるはずだ。筑波大学研究フェローでMoBiolテクノロジーズ会長の渡邉信氏は、この15年、藻類によるバイオマスエネルギーの研究に傾注してきた。

●穀物エネルギーの300~800倍の生産能力

 藻類は、地球上最古の生物のひとつで、地球の大気をつくったと言われ、昆布やワカメなど大きなものから、湖沼などにいる微少な藻類まで含めると、これまで分類されたものだけでも約4万種類も存在しています。

 次世代エネルギーは太陽光、風力、水素、穀物バイオマスといろいろありますが、藻にはそのいずれに対してもある種の優位性があります。

●下水での培養で課題の効率化を解決

 5年前ほど前にはすでに、藻類を原油化することには成功していました。その時点での課題は、藻から原油を効率的かつ経済的に生産し利用することであって、その点が世間からも疑問視されていました。培養面積の確保とコストの問題です。

 藻には、光合成で増える藻、光合成ができなくなり有機物から炭素源を摂って増える藻、そして、その両方を行う藻の3種類があります。私が注目したのは、この両方を行う藻「混合栄養藻類」でした。

●EUの有力科学誌に論文が掲載される

 下水処理では、有機物や窒素、リンを取り除くために膨大なエネルギーとコストをかけています。その有機物や窒素、リンとCO2を取る過程を藻が行い、下水をきれいにする。

●1億3600万トンの原油を生産可能

 日本全国に点在する下水処理場の3分の1で藻類が育てられ、原油生産を始めたとすれば、現在の日本の年間の原油輸入量1億3600万トンと同じ量の原油を藻によって生むことができるということがわかったのです。

 日本の石油精製会社はどんな質の原油からも運輸燃料を精製できる技術を持っています。あとは、石油より安く生産できるようになればいいわけです。


◆ 地道な実験などに15年もの年月をかけた情熱が、すごいのです。

 わが国の最大の弱点は、“エネルギー”を自前で創出できないことでした。エネルギーの大黒柱である“石油”は、100%近くを海外から調達しています。[ #エネルギー技術 ]

 それが、下水処理の技術を活用することで、一気に解決できる。まさに、夢のような素晴らしい技術だと思います。“ノーベル賞”をあげてもいい。

 それにしても、15年もわけもわからない技術(→ 素人の私にはわけがわからない)の研究を続けてこられたことに頭が下がります。

 普通の人なら、4~5年で諦めてしまうもの。やはり“継続だけが力なり”のようです。[ #継続だけが力なり ]

 この技術が具体的に動き始めれば、世界のエネルギー事情を一変させてしまうほどの革新的な技術になると思います。

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